
【英語】1分でわかる!「have been (過去分詞)」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語
この記事では英語の熟語「have been (過去分詞)」について解説する。
端的に言えばこの熟語の意味は「たった今○○されたところだ」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
中高生に英語や数学など、指導経験豊富なライター要を呼んです。一緒に「have been (過去分詞)」の意味や例文を見ていきます。

ライター/要
塾講師を5年していた経験がある。留学経験があり、学生時代は留学生と英語でコミュニケーションを取っていた。日本語とは違った英語の感覚をわかりやすく伝える。
熟語「have been (過去分詞)」の意味は?

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「have been (過去分詞)」は現在完了形+受動態という文法の用法です。
現在完了は「have(過去分詞)」で、3つの用法があります。継続用法で「(ずっと)○○している」、経験用法で「○○したことがある」、完了・結果を表し「(ちょうど・もう)○○したところだ」という意味です。
それでは、現在完了形の受動態の意味を紹介する前に、基本となる受動態の使い方を復習しておきましょう。
受動態「○○される」
受動態は、「主語+be動詞+過去分詞」の形です。基本的には、物を主語に入れて「○○される」という表現になります。例文で使い方を見ていきましょう。
My room was cleaned by my mather.
私の部屋は、お母さんによって掃除されました。
This letter was written by Emi.
この手紙は、エミによって書かれました。
English is spoken in the world.
英語は、世界中で話されています。
現在完了の受動態 「たった今○○されたところだ」
「have been (過去分詞)」は、現在完了と受動態を組み合わせた形で、「たった今○○されたところだ」という表現になります。受動態のbe動詞を「have been」に置き換えるだけで、簡単に表現することが可能です。現在完了の「have」は主語に合わせて、「has」に変えることを忘れないようにしましょう。
現在完了の用法は、3つありました。「たった今○○されたところだ」という表現は、完了・結果の用法を用いた時の訳になります。完了・結果を用いることが自然に表現できますが、他の2つの用法で表すことも可能です。
My room has been cleaned by my father.
私の部屋は、父によって掃除されました。(完了・結果の用法)
English have been studied by me for 15 years.
英語は私によって15年間勉強されてきています。(継続用法)
We have been told a lie by her onece.
私たちは一度、彼女に嘘をつかれたことがあります。(経験用法)
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