この記事では英語の熟語「what's more」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「その上さらに」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC810点で、留学経験があるライターMoeを呼んです。一緒に「what's more」の意味や例文を見ていきます。

ライター/Moe

英語力ゼロからTOEICスコア810点を取得し留学を経験。その経験から、実践で使えそうな例文を考えることを得意とする。

熟語「what's more」の意味は?

image by iStockphoto

熟語「what's more」は「その上さらに」という意味です。「what」は「何」という代名詞としての意味や「~すること」といった関係代名詞としての意味もあります。「more」は「もっと多くの」や「それ以上の」ということを表す形容詞です。

意味「 その上さらに」

「what's more」は「その上さらに」という意味です。ポジティブなニュアンスとネガティブなニュアンスの両方に使えます。ネガティブな意味合いで使う時は、「what's worse」とも言えますよ。また、「what's more」は話し言葉で使えますが、書き言葉では使えないので注意が必要です。

She's good at drawing, and what's more she's good at design.
彼女は絵が得意で、さらにデザインも得意だ。

The train was delayed, and what's more I was late for school.
電車は遅れた。その上さらに、学校にも遅刻した。

I won a competition, and what's more I got a job.
私はコンテストで優勝した。その上さらに、仕事ももらった。

熟語「what's more」の言い換えや、似た表現は?

「what's more」の言い換え表現として、「additionally」「in addition」「moreover」「furthermore」「plus」「besides」があります。それぞれの表現の使い方を例文と一緒に確認してみましょう。

\次のページで「言い換え例:「additionally」「in addition」「moreover」「furthermore」を使った言い換え」を解説!/

言い換え例:「additionally」「in addition」「moreover」「furthermore」を使った言い換え

「additionally」「in addition」「moreover」「furthermore」を使うと、言い換えることができます。ビジネスや論文などフォーマルな用途で使う場合が多いです。2つの文章の間にカンマで区切って置けますし、1文で区切って「additionally」「in addition」「moreover」「furthermore」を文頭に置くこともできます。

I understand that. In addition, I'll contact you when I get any updates.
承知致しました。最新情報が分かり次第、ご連絡させて頂きます。

The cause of war is national benefits, furthermore, fear is also one of the reasons why a war happens.
戦争の原因は国益である。さらに、恐怖も戦争が起こる原因の1つである。

I have to create a document, moreover, I have to prepare for a presentation.
私は書類を作らなければならない。さらに、プレゼンテーションの準備もしなければならない。

言い換え例:「plus」「besides」を使った言い換え

「plus」「besides」を使うと、言い換えることができます。友人同士などフランクな場面で使う場合が多いです。文章と文章の間に置いても良いですし、1文で区切ってから、「plus」「besides」を文頭に置いても問題ありません。

I rode a horse, plus, I clean his room.
私は馬に乗った。さらに馬の部屋も掃除した。

I ran, besides, I did exercise with a weight.
私はランニングを行った。さらに、ウェイトトレーニングも行った。

熟語「what's more」を使いこなそう

この記事では熟語「what's more」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。ビジネスの場で使える表現と、日常会話で使える表現は異なるので注意をしたいですね。仕事で英語が必要な方は、場面に合わせた表現を使えるようにしてみてください。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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英語の熟語

【英語】1分でわかる!「what’s more」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「what’s more」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「その上さらに」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC810点で、留学経験があるライターMoeを呼んです。一緒に「what’s more」の意味や例文を見ていきます。

ライター/Moe

英語力ゼロからTOEICスコア810点を取得し留学を経験。その経験から、実践で使えそうな例文を考えることを得意とする。

熟語「what’s more」の意味は?

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熟語「what’s more」は「その上さらに」という意味です。「what」は「何」という代名詞としての意味や「~すること」といった関係代名詞としての意味もあります。「more」は「もっと多くの」や「それ以上の」ということを表す形容詞です。

意味「 その上さらに」

「what’s more」は「その上さらに」という意味です。ポジティブなニュアンスとネガティブなニュアンスの両方に使えます。ネガティブな意味合いで使う時は、「what’s worse」とも言えますよ。また、「what’s more」は話し言葉で使えますが、書き言葉では使えないので注意が必要です。

She’s good at drawing, and what’s more she’s good at design.
彼女は絵が得意で、さらにデザインも得意だ。

The train was delayed, and what’s more I was late for school.
電車は遅れた。その上さらに、学校にも遅刻した。

I won a competition, and what’s more I got a job.
私はコンテストで優勝した。その上さらに、仕事ももらった。

熟語「what’s more」の言い換えや、似た表現は?

「what’s more」の言い換え表現として、「additionally」「in addition」「moreover」「furthermore」「plus」「besides」があります。それぞれの表現の使い方を例文と一緒に確認してみましょう。

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