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フランスの名門「ヴァロワ家」の有名な人物たちを歴女が5分で解説!

よぉ、桜木建二だ。今回はフランスの名門ヴァロワ家についてだ。

ヴァロワ家はもともとフランスのカペー朝の傍流だったんだが、カペー朝が断絶したためヴァロワ家のフィリップ6世が即位したことから始まったんだ。

そこで今回はヨーロッパの歴史に詳しい歴女のまぁこが厳選したヴァロワ家のフランソワ1世、フランソワ2世の妃だったメアリ・ステュアート、悪女として知られるカトリーヌ・ド・メディスの3人の生涯について取り上げていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

totocco0630

ライター/まぁこ

ヨーロッパ史が好きなアラサー歴女。特にハプスブルク家やブルボン家、イギリスの王家などに興味があり関連書を読み漁っている。今回はフランスのヴァロワ家について解説していく。

1 ヴァロワ家とは?

image by iStockphoto

ヴァロワ家とは、フランスの名門貴族です。ここではヴァロワ家がどのようにして歴史の表舞台に躍り出たのか、また歴代で有名なヴァロワ家の人物たち3人を解説していきます。

1-1そもそもヴァロワ家とは?

そもそもヴァロワ家とは一体どんな一族だったのでしょうか。ヴァロワ家とはフランスの王家。もともとはフランスのカペー朝の傍流だったヴァロワ家。1328年にカペー朝シャルル4世が亡くなったことからヴァロワ家のフィリップ6世がヴァロワ王朝の初代王となることに。しかしフィリップは三部会の推薦により選ばれたため「拾われっ子の王」と揶揄されることに。そこへ王位継承権を主張してイングランドのエドワード3世百年戦争を起こし、戦争は1453年まで続くことに。

1-2 百年戦争後に王権が強化されていくヴァロワ朝

フィリップ6世は三部会の推薦で選ばれた王だったため当初は王権が弱く、百年戦争では王権強化に苦心することに。しかしながらシャルル7世の時に百年戦争に勝利し、そこから王権強化に努めるようになりました。特に16世紀になると、フランソワ1世イタリアの覇権をめぐってカルロス1世と刃を交えることに。そしてヴァロワ朝は1328年から最期の王、アンリ3世が暗殺される1589年までの間に13代の王を輩出しました。それでは、このヴァロワ家から歴女まぁこが厳選した人物3人の生涯に触れながら解説していきますね。

2 フランソワ1世

フランソワ1世は16世紀のフランス王。彼はハプスブルク家のカルロス1世(カール5世でもある)と対立し、度々争ったことでも知られる人物です。また文化の保護も行い、巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチをフランスへ招いたことも。それでは彼とカルロス1世の対決を解説していきますね。

2-1 神聖ローマ皇帝に立候補

1519年に前帝が亡くなると、次の皇帝の選挙が始まることに。この時に有力な候補者として名が挙がったのは、イギリス王ヘンリー8世スペイン王カルロス1世、そしてフランス王フランソワ1世でした。この選挙はカルロス1世とフランソワ1世の一騎打ちになることに。ちなみに選定方法はなんと金銭。この争いでは、カルロス1世が豪商として有名なフッガー家などから多額の借金をして帝位を得ることに。

しかしなぜフランソワ1世は神聖ローマ皇帝に立候補することにしたのでしょうか。それは、ハプスブルク家を脅威に感じていたため。ハプスブルク家は、スペインやドイツ、ネーデルラント(現在のベルギーやオランダ、また北フランスの一部などのエリア)など多くの領土を手にしており、フランスはその領土に囲まれたのです。こうしてフランソワとカルロス1世の対決は続くことに。

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