
【英語】1分でわかる!「be liable to ○○」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟
熟語「be liable to ○○」を使いこなそう
この記事では熟語「be liable to ○○」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。ポジティブとネガティブなど、使われる際のニュアンスに気をつけて使用しましょう!
この記事では英語の熟語「be liable to ○○」について解説する。
端的に言えばこの熟語の意味は「〜しがちである」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
TOEIC880点で、現役の大学生であるライターTakaosushiを呼んです。一緒に「be liable to ○○」の意味や例文を見ていきます。
ライター/Takaosushi
英語を勉強することが好きで英語科に通う大学3年生。英語を言語学としても勉強する筆者が詳しく解説していく。
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「be liable to ○○」には「〜しがちである」「〜しそうである」という傾向を表す意味と、「〜に対して責任がある」「〜する義務がある」という法律などにおける義務を表す意味があります。法律関係でも使われる表現のためやや固い表現です。
うしろには動詞の原形または名詞が入ります。
「be liable to ○○」はうしろに動詞の原形を伴うことが多く「〜しがちである」「〜しそうである」という意味でよく使われる表現です。ネガティブな傾向について述べる際に使われます。
それでは例文を見ていきましょう。
She is liable to get sick.
彼女は体調を崩しがちだ。
It's liable to rain.
雨が降りそうだ。
Glass is liable to fracture.
ガラスは割れやすい。
また「be liable to ○○」にはうしろに名詞を伴って「~に対して責任がある」、うしろに動詞を伴って「~する義務がある」という意味があります。法律関係の話題で用いられる表現です。
それでは例文を見ていきましょう。
Men were liable to military service.
男性は兵役の義務があった。
We are liable to pay taxes.
私たちには納税する義務がある。
She is liable to a fine.
彼女は罰金を払わなくてはならない。
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次に「be liable to ○○」の言い換え表現を紹介していきます。どちらも「~しがちである」「~する傾向がある」という意味でよく使われる表現です。
「tend to」を使うと、言い換えることができます。「~する傾向がある」という意味の最も一般的な表現です。「tend」の名詞系「tendency」を使った「have a tendency to」も同義ですので合わせて覚えておきましょう。
ポジティブ、ネガティブ両方の意味で使うことができます。
それでは例文を見ていきましょう。
She tends to wake up early.
彼女は早起きすることが多い。
He tends to get sick in summer.
彼は夏に体調を崩しがちだ。
People tend to look at foreigners with bias.
人は外国人を偏見の目で見てしまいがちだ。
「be prone to」を使うと、言い換えることができます。形容詞「prone」はラテン語の「前に傾いた」という意味の語が語源で、「傾向があって」という意味だけでなく「うつむけになった」「平伏した」という意味も持つ単語です。
ネガティブな傾向について述べる際使われ、うしろには名詞または動詞の原形がきます。
それでは例文を見ていきましょう。
I'm prone to diarrhea after eating spicy foods.
私は辛いものを食べた後お腹を壊しやすい。
My father is prone to get angry.
私の父は怒りっぽい。
Elderly people are prone to bone fractures.
高齢者は骨折しやすい。
\次のページで「熟語「be liable to ○○」を使いこなそう」を解説!/
この記事では熟語「be liable to ○○」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。ポジティブとネガティブなど、使われる際のニュアンスに気をつけて使用しましょう!
この記事では熟語「be liable to ○○」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。ポジティブとネガティブなど、使われる際のニュアンスに気をつけて使用しましょう!