
世界遺産登録の理由
世界遺産へと登録することが出来たのは、クメール王朝によるクメール美術が多く使われていて東南アジア地域に大きな影響を及ぼしたことと独自文化と周辺文化を取り入れてることによって副大陸様式と東南アジア様式との境界線を作ったことなどが上げられます。
アンコール・ワットの偉大さ
九世紀に建造された物が現存するだけでも、素晴らしいことですがフランスの植民地となった際に保存活動を行ってくれたことで今もなお歴史的建造物として評価されることになったのでしょう。また寺院として建てられているにも係わらず拠点として使用されていたことも驚きでした。日本でいうところの本願寺に近い存在だったのかも知れません。
カンボジア観光といえばはずことの出来ない場所になり、長期間滞在しないとアンコールトムやタプロームも見て周ることが出来ないようです。そして早朝五時から入場出来る世界遺産もあまりなく、朝日は感動する光景で特に夏と冬はアンコールワットの真上に太陽が上がってくるので人もたくさん訪れる人気な時期となっているでしょう。
昔の方々はこのような美しい彫刻を遺跡に多数残させたのは、未来へアンコールワットの歴史を伝えたかったようにも思えます。