
【英語】1分でわかる!「regard A as B」の意味・使い方・例文は?ドラゴン桜と学ぶ英語主要熟語

端的に言えばこの熟語の意味は「AをBと考える」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
中高生に英語や数学など、指導経験豊富なライター要を呼んだ。一緒に「regard A as B」の意味や例文を見ていくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/要
塾講師を5年していた経験がある。留学経験があり、学生時代は留学生と英語でコミュニケーションを取っていた。日本語とは違った英語の感覚をわかりやすく伝える。
熟語「regard A as B」の意味は?

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熟語「regard A as B」は、「AをBと考える」という意味になります。これは、熟語というより「regard」の代表的な使い方で、重要構文です。しっかりと覚えましょう。
「regard」は、名詞として「思いやり」や「評価」という意味があります。「○○として」という意味の「as ○○」と合わせることで、他動詞「regard A as B」は「AをBとして評価する」というニュアンスになるのです。
意味「AをBと考える」
熟語「regard A as B」は、「AをBと考える」という意味です。他にも、「AをBとみなす」や「AをBと評価する」と訳されることがあります。
この熟語は、正確にはSVOの第3文型ですが、SVOCの第5文型のように「O=C」という関係が成り立つのです。そのため第5文型ととらえられるケースも多くあります。
第5文型は、Cには名詞や形容詞、前置詞句を入る文型です。今回の場合は「as B」という前置詞句が入ります。ただ、Cに形容詞を入れても良いというルールが適用され、Bには名詞または形容詞を入れることが可能です。
I regard him as a genius.
私は、彼を天才だとみなしています。(him = a genius)
He regards me as a fool.
彼は私をバカだと思っています。(me = a fool)
We regard the discovery as little value.
私たちは、その発見をほとんど価値がないと考えています。(the discovery = little value)

ここで見たように、熟語「regard A as B」は「AをBとみなす」という意味がある。文脈に合わせて、「みなす」、「考える」、「評価する」という訳し方ができるぞ。しっかり適切に訳せるよう、覚えておけよ。
熟語「regard A as B」の言い換えや、似た表現は?
熟語「regard A as B」は、「consider A (to be) B」や「think of A as B」で言い換えが可能です。他にも、「look upon A as B」という表現もあります。「考える」や「みなす」という表現はよく使うので、しっかりと覚えたいですね。
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