
英語速攻攻略を目指す!「動詞」を現役英語講師がわかりやすく解説
He remained silent for a while.
彼は、しばらくの間黙ったままだった。
Your hair looks very nice.
君の髪型は、とても素晴らしく見えるね。
She became very famous overnight.
彼女は、一夜にしてとても有名になりました。
これらは、いずれも補語なしでは意味が完結することはありません。
基本的には形容詞が補語になりますが、一部の動詞では名詞も補語として機能します。
そして、主語を説明しているこれらのことを「主格補語」と呼ぶのが通例です。

英語の学習では「不完全動詞」、すなわち補語を必要とする動詞の攻略がカギを握るぞ。
とはいえ、覚えるべき動詞の数は限られているので、着実にひとつずつマスターしていくんだ。
「完全他動詞」とは?
「完全他動詞」とは、補語を必要としないものの、目的語を必要とする動詞のことをいいます。
目的語をとるという性質上、他動詞のカテゴリーには一般動詞しか存在しません。
英語の世界では、第3文型(S+V+O)や第4文型(S+V+O+O)を形づくる動詞が完全他動詞です。
特に第4文型を形成する動詞には、授与動詞と呼ばれるものが数多く含まれます。
それでは、早速例文で確認していきましょう。
I had a dream to be a pop star.
私には、ポップスターになるという夢があった。
They should know what to do next.
彼らは、次に何をなすべきか知っているべきだ。
My teacher gave me this pen for my birthday.
わたしの先生は、誕生日にこのペンをくれたんだ。
こちらの完全他動詞は、数の上で圧倒的多数を占めます。
特に第3文型は、英語では基本中の基本といっても差し支えないでしょう。
また、第4文型は第3文型の派生型と考えることができます。
多くの場合、簡単に第3文型に書き換えることができるからです。
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