英語速攻攻略を目指す!「関係副詞」を現役英語講師がわかりやすく解説
関係副詞は「関係詞」と呼ばれるもののひとつですが、「前置詞+関係代名詞」との関係に着目すれば、あっという間にマスターできるぞ。
国立大文学部卒業で、現役の英語講師でもあるライターすけろくを呼んです。一緒に「関係副詞」の攻略ポイントを学習していきます。
ライター/すけろく
現役英語講師として数多くの生徒を指導している。その豊富な経験を生かし、難解な問題を分かりやすく解説していく。
「関係副詞」の用法とは?
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「関係副詞」は、時や場所などを表す「副詞」に文をつなぐ「接続詞」の機能を持たせた言葉です。
具体的には「when」「where」「why」「how」の4つが、関係副詞にあたります。
このうち特に「when」と「where」は、関係代名詞と混同しやすいので注意が必要です。
関係副詞は後に「完全文(=主要素の欠けていない文)」が続く点で関係代名詞とは異なります。
また、主格・所有格・目的格といった格変化も存在しません。
それでは、それぞれの詳細な用法を関係副詞ごとにご覧いただきましょう。
関係副詞「when」の用法
関係副詞の「when」は、先行詞が「時」を表す場合に用いられます。
また、後に続く文中では副詞(=文の主要素ではない)として機能しているのも特徴です。
これはどういうことなのか、早速例文で確認してみましょう。
December 5 is the day.
+ My father was born on the day.
→ December 5 is the day on which my father was born.
= December 5 is the day when my father was born.
12月5日は、私の父が生まれた日です。
これらの例文から、おおむね「前置詞+関係代名詞=関係副詞」という関係を読み取ることができます。
両者ともに、後に続く文は「完全文(=主要素の欠けていない文)」であることが絶対条件です。
関係副詞「where」の用法
関係副詞の「where」は、先行詞が「場所」を表す場合に用いられます。
こちらに関しても、「前置詞+関係代名詞」との関係をしっかり押さえておきましょう。
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