この記事では英語の熟語「keep/bear ... in mind」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「…を心に留めておく」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC855点で、元学習塾英語講師であるライターYuを呼んです。一緒に「keep/bear ... in mind」の意味や例文を見ていきます。

ライター/yu

元英語学習塾講師。外国語大学英米語学部卒業。1年間の交換留学、東南アジアバックパッカーの経験を活かし様々な視点から英語学習におけるコツを伝える。

熟語「keep/bear ... in mind」の意味は?

image by iStockphoto

熟語「keep/bear ... in mind」は「…を心に留めておく」という意味です。「Keep(保つ、保持する)」と「bear(抱く)」どちらも保持を意味し、どこに保持するのかというと「in mind(心の中)」となり、きれいに訳すと「…を心に留めておく」となります。

意味その1 「…を心に留めておく」

熟語「keep/bear ... in mind」には「…を心に留めておく」という意味があります。心に留めておくということは覚えていることであり、大事なことや、注意すべく点を伝えるときに多く使われるでしょう。

Keep in mind that we will use 3 different types of machines in this factory.
この工場には3つの異なる種類の機械があることを覚えておいて。

We don’t treat people badly here. Keep that in mind.
ここでは人々を悪く扱わないんだ。そのことを心に留めておけ。

Please keep in mind that deadline of this application is on October 13.
この申込書の締め切りは10月13日だということを心に留めておいてください。

意味その2 「考慮にいれる」

「keep/bear ... in mind」は「考慮にいれる」という意味でも使われます。
…の部分には、「なにを考慮に入れるのか」がくるため、事前に考慮に入れる対象が話されているのなら「that」、自分なら「me」です。例文を参考にどのように使われるのか見ていきましょう。

Please keep me in mind if you happen to need one more engineer.
もしもう一人エンジニアが必要になったら、私を考慮に入れてください。

She was sick. Please keep that in mind.
彼女は病気だったのです。それを考慮してください。

“I also have an experience In marketing” “I will keep that in mind.”
「私はマーケティングでの経験もあります。」「それを考慮に入れておくよ。」

\次のページで「熟語「keep/bear ... in mind」の言い換えや、似た表現は?」を解説!/

熟語「keep/bear ... in mind」の言い換えや、似た表現は?

「keep/bear ... in mind」の類似熟語には「remember(覚えておく)」と「consider(考慮にいれる)」があります。それぞれ「keep/bear ... in mind」の二つの意味に対応する類似熟語です。

言い換え例:「remember」を使った言い換え

「keep/bear ... in mind」の「心に留めておく、覚えておく」に対して「remember」での言いかえが可能です。ただし、「remember」は「keep/bear ... in mind」より確実に、しっかりと覚えるというニュアンスとなりますので全く同じ意味を持つわけではないことに注意しましょう。

You need to remember what kind of tools we use in this factory.
この工場でどのような道具が使われているかあなたは覚える必要があります。

Please remember everything I wrote down on the white board.
私がホワイトボードに書いたすべてを覚えておいてください。

Remember that you need to be careful with small animals.
小動物には注意深く接することを覚えておいて。

言い換え例:「consider」を使った言い換え

「keep/bear ... in mind」の「考慮に入れる」という意味において「consider」で言いかえが可能です。「consider」は「深く考える」の意で使われることが多いですが、「考慮に入れる」との意味も持ちます。

You need to consider that she was sick on the day.
あなたは彼女がその日病気だったということを考慮する必要があります。

I consider you as a candidate.
あなたを候補者として考慮します。

She has been trying harder than other kids. Please consider that.
彼女はほかの子よりも一生懸命やってます。それを考慮してください。

\次のページで「熟語「keep/bear ... in mind」を使いこなそう」を解説!/

熟語「keep/bear ... in mind」を使いこなそう

この記事では熟語「keep/bear ... in mind」の使用例や、他の表現での言い換えパターンを説明しました。カジュアル、フォーマル問わず使え、様々な場面で聞くことがあると思います。この言葉を聞いたら、注意深く相手の話を聞いておく必要がありますね。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】1分でわかる!「keep/bear … in mind」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語 – Study-Z
英語の熟語

【英語】1分でわかる!「keep/bear … in mind」の意味・使い方・例文は?専門家と学ぶ英語主要熟語

この記事では英語の熟語「keep/bear … in mind」について解説する。

端的に言えばこの熟語の意味は「…を心に留めておく」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC855点で、元学習塾英語講師であるライターYuを呼んです。一緒に「keep/bear … in mind」の意味や例文を見ていきます。

ライター/yu

元英語学習塾講師。外国語大学英米語学部卒業。1年間の交換留学、東南アジアバックパッカーの経験を活かし様々な視点から英語学習におけるコツを伝える。

熟語「keep/bear … in mind」の意味は?

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熟語「keep/bear … in mind」は「…を心に留めておく」という意味です。「Keep(保つ、保持する)」と「bear(抱く)」どちらも保持を意味し、どこに保持するのかというと「in mind(心の中)」となり、きれいに訳すと「…を心に留めておく」となります。

意味その1 「…を心に留めておく」

熟語「keep/bear … in mind」には「…を心に留めておく」という意味があります。心に留めておくということは覚えていることであり、大事なことや、注意すべく点を伝えるときに多く使われるでしょう。

Keep in mind that we will use 3 different types of machines in this factory.
この工場には3つの異なる種類の機械があることを覚えておいて。

We don’t treat people badly here. Keep that in mind.
ここでは人々を悪く扱わないんだ。そのことを心に留めておけ。

Please keep in mind that deadline of this application is on October 13.
この申込書の締め切りは10月13日だということを心に留めておいてください。

意味その2 「考慮にいれる」

「keep/bear … in mind」は「考慮にいれる」という意味でも使われます。
…の部分には、「なにを考慮に入れるのか」がくるため、事前に考慮に入れる対象が話されているのなら「that」、自分なら「me」です。例文を参考にどのように使われるのか見ていきましょう。

Please keep me in mind if you happen to need one more engineer.
もしもう一人エンジニアが必要になったら、私を考慮に入れてください。

She was sick. Please keep that in mind.
彼女は病気だったのです。それを考慮してください。

“I also have an experience In marketing” “I will keep that in mind.”
「私はマーケティングでの経験もあります。」「それを考慮に入れておくよ。」

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