英語速攻攻略を目指す!「使役動詞」を現役英語講師がわかりやすく解説
Shall I have her call you back?
彼女に折り返し電話させましょうか。
I called my father and had him pick me up.
私は、自分の父親に電話をして迎えにきてもらった。
さて、「make」とのニュアンスの違いをとらえられたでしょうか。
特に下の例文の場合、「迎えにこさせた」ではかなり上からで偉そうな表現になってしまいますね。
使役動詞「let」の意味・用法
最後に紹介する「let」ですが、こちらは先の二つとはややニュアンスが異なります。
というのも、強制的に誰かに何かをやらせるという意味合いを持っていないからです。
「let」が表す意味は「~させてあげる」で、許可を与えるといったニュアンスを持ちます。
英作文をする際には、誤ったニュアンスで相手に伝わらないように気を付けたいものです。
それでは、「let」の用法を例文で確認していきましょう。
Let me talk to your boss.
あなたの上司と話をさせてくれないか。
I’ll let you know as soon as possible.
君にはできるだけ早く知らせるよ。
上の二つの例文は、それぞれ「私が話したい」「あなたが知りたがっている」状況を表しています。
つまり、ここでも目的語と原形不定詞の間には、主語・述語の関係が成り立っているのです。
このことを意識するかしないかで学習効果は大きく変わるといっても過言ではありません。
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