英語速攻攻略を目指す!「使役動詞」を現役英語講師がわかりやすく解説
使役動詞は「~させる」という意味を持つ動詞ですが、原形不定詞の使い方に慣れれば、あっという間にマスターできるぞ。
国立大文学部卒業で、現役の英語講師でもあるライターすけろくを呼んです。では、早速「使役動詞」のレッスンを始めようか。
ライター/すけろく
現役英語講師として数多くの生徒を指導している。その豊富な経験を生かし、難解な問題を分かりやすく解説していく。
「使役動詞」の意味・用法とは?
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「使役(しえき)動詞」とは、「~させる」という意味を表す動詞です。
英語では「make」「have」「let」が使役動詞として用いられます。
これらの動詞は第5文型(SVOC)を形成するのが共通した特徴です。
そして、補語(C)の部分には「原形不定詞」と呼ばれる「to」のない不定詞が来ます。
それでは、「make」から順番にそれぞれの意味・用法を確認していきましょう。
使役動詞「make」の意味・用法
使役動詞「make」には、「(強制的に)~させる」という意味を持っています。
これは、相手の意志には関係なく、一方的に動作を強制している様子がうかがえる表現です。
ですから、強制性を特に感じない場合には、次に紹介する「have」を使うことも検討してください。
では、「make」を含む例文を確認していきましょう。
Don’t make me laugh.
笑わせるんじゃないよ。
I’m sorry to make you worry.
心配をおかけしてすいません。
これらの例文のように、身近な口語表現の中にも使役動詞の「make」はよく現れます。
こういった表現がさりげなく使えるようになると、英会話のスキルも格段にアップしますね。
使役動詞「have」の意味・用法
二つめに紹介する使役動詞が、「have」です。
こちらは「make」と違って、それほど強い力は働いていません。
訳し方も状況に応じて「~させる」または「~してもらう」と訳します。
それでは、「have」を用いた例文を確認してみましょう。
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