英語の勉強法

【英語】比較級のポイントを現役塾講師が解説!注意すべき表現をチェックしておこう

よぉ、桜木建二だ。比較には、原級、比較級、最上級とあるが、今回は、比較級について見ていく。

比較級は、2つを比べたときに一方が他方に比べてどうかという表現になる。基本用法のほかに特徴のある表現や用法がたくさんあるが、これらをマスターすれば比較の知識と理解は十分だ。

10数年間、中高生に英語を指導しているライターヤマトススムと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

yamato810

ライター/ヤマトススム

10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。

比較級の基本的な用法

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比較級は、2つのうち片方がもう片方と比べて、程度が高いか程度が低いかを表す表現です。ここでは、比較級の基本的な用法とよく使われる表現を例文を交えて説明していきます。

比較級の基本

まずは、比較級の基本用法について見ていきましょう。基本の形は「A … 比較級 + than + B」であり、「AはBよりも…である」という意味です。AとBを比べてどうかということについて、性質や状態を形容詞や副詞で表現します

比較級を強める場合に使う単語は、much, a lot, far などです。また、どちらが程度が低いかを表現する場合は、形容詞や副詞の前に less を付け加えて表現しますよ。

The population of Japan is larger than that of England.
日本の人口はイギリスの人口より多い。

This test is much easier than last time.
今回のテストは前回のテストよりもずっと簡単だ。

This baseball team is less popular than the baseball team in Tokyo.
この野球チームは東京の野球チームほど人気がない。

よく使われる比較表現

次は、特徴のある比較表現のうち、よく使われる表現を見ていきましょう。

比較級を使って最上級の意味合いを表現するものとして、「A … 比較級 + than any other + 単数名詞」があります。「AはほかのどのBよりも…」という意味です。また、否定語を使って「No(other)A …比較級 + than B」とすると、「どのAもBより…でない」という意味で使うことができます。

さらに、「比較級 + and + 比較級(ますます…、しだいに…)」「the + 比較級 〜, the + 比較級 …(〜であればあるほど…)」という表現もよく使われますよ。

Mt.Denali is higher than any other mountain in America.
デナリ山はアメリカのどの山よりも高い。

No student in my school studied harder than her.
私の学校のどの生徒も彼女より勤勉でなかった。

More and more comments overflow on the Internet bulletin board.
ますます多くのコメントがインターネット掲示板上にあふれている。

The more English words we know, the easier we find it to read English sentences.
私たちが英単語を知れば知るほど、英語の文章が読みやすくなる。

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ここまで、比較級のうち基本的な用法やよく使われる表現を見てきた。「A … 比較級 + than any other + 単数名詞」や「No(other)A(単数名詞) …比較級 + than B」では、名詞の部分を複数にしがちだが、単数名詞となることに注意が必要だ。

注意すべき比較級の表現

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比較級のうち注意すべき表現には、more や much を使った独特の表現があります。表現の組み合わせにパターンが複数あるので、詳しく見ておき使いこなせるようにしましょう。

more や much を使う表現

まずは、more や much を使う注意すべき表現です。同一のもの2つの異なる性質や部分を「more A than B(BというよりむしろA)」という形で表現します。もう一つは、否定文のあとに「much less …」とおいて「〜でない、まして…ない」という意味を表し、あとの否定が強調されますよ。

The actress is more pretty than beautiful.
その女優は美しいというよりかわいい。

I can’t speak English, much less French.
私は英語を話すことができない、ましてやフランス語も話せない。

否定語を含む表現

最後に、否定語を含む注意すべき表現についての説明です。「not more than …」は「…以上でない」という意味合いから「多くても…」という意味になります。逆に「not less than …」のほうは、「…以下でない」ということから「少なくとも…」という意味です。

また、「no more than …」は数量の少ないことを強調して「わずか…、…しかない」という意味になります。その逆の「no less than …」は「…もある」です。

It is not more than 2 kilometer to the destination.
目的地まで多くても2kmだ。

I have not less than one thousand books.
私は少なくとも1000冊の本を持っている。

That is no more than a guess.
それは推測に過ぎない。

The city has no less than ten libraries.
その市は10もの図書館を持っている。

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ここで見たように、比較級を使った注意すべき表現を解説してきた。これらは言い換えの表現があり、とくに「not more than …」は「at most」に、「not less than …」は「at least」に言い換えられることを知っておくと役に立つぞ。

比較級の用法は基本のほか、独特の表現は言い換えの表現とあわせてチェック!

この記事では、比較級の表現について説明しました。基本やよく使われる表現では、用法の中で単数名詞が使われることがポイントです。「〇〇のうちで」というと複数を思い浮かべがちなので、注意が必要ですね。

注意すべき表現では、代表的なものを紹介しましたが、さらに細かく特殊な表現もあります。「or」で終わる「superior(優れて), inferior(劣って), senior(地位が上の), junior(地位が下の)」などのラテン系の語は「than」ではなく「to」を使いますよ。知っておくと便利な表現です。

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