この記事では英文法の重要単元「現在分詞」について解説する。

現在分詞は「準動詞」と呼ばれるもののひとつですが、ある品詞との関連性に気づくことができれば、あっという間にマスターできるぞ。

国立大文学部卒業で、現役の英語講師でもあるライターすけろくを呼んです。一緒に「現在分詞」の攻略ポイントを確認していきます。

ライター/すけろく

現役英語講師として数多くの生徒を指導している。その豊富な経験を生かし、難解な問題を分かりやすく解説していく。

「現在分詞」の意味・用法とは?

image by iStockphoto

現在分詞は「~ing」の形で表し、主に「~している」「~させるような」の意味を表します。

みなさんにとっては、現在進行形や過去進行形を作るものとしておなじみかもしれませんね。

しかし、「be動詞」と組み合わせて進行形を作ることだけが現在分詞のはたらきではありません。

詳しい解説をご披露する前に、まずは現在分詞の表す意味についてしっかりと確認しておきましょう。

「現在分詞」の持つ2つの意味とは?

現在分詞といえば、「~している」の意味を真っ先にイメージする人も多いのではないでしょうか。

たしかに、それはいちばん多く見かける意味であり、けっして間違いではありません。

しかしながら、それだけでは説明のつかないものがあるのもまた事実です。

現在分詞には「~させるような」の意味を表すものもあります。

さっそく、両者の詳細を実際の表現例で確認していきましょう。

My brother is playing the guitar.
私の兄は、ギターを演奏しています

The game was very exciting.
その試合は、非常に刺激的でした。
(=わくわくさせるようなもの)

下の例文で登場する「exciting」の原形は「excite」で、「わくわくさせる」という意味です。

これを進行形と同じように訳すと、「わくわくさせていました」となってしまいます。

それよりも、「わくわくさせるような」つまり「刺激的な」と訳した方がずっと分かりやすくなるでしょう。

「現在分詞」の形容詞的用法(限定用法)

現在分詞・過去分詞にかかわらず、分詞は形容詞のはたらきを持つと考えると理解しやすいでしょう。

つまり、名詞を修飾するはたらきと補語になるはたらきの二つです。

ここでは、このうち名詞を修飾するはたらきについて詳しくみていきます。

では、次の例文をご覧ください。

\次のページで「「現在分詞」の叙述用法(非限定用法)」を解説!/

Look at that tall man.
あの背の高い男性を見てごらん。

Look at that running man.
あの走っている男性を見てごらん。

上の例文を見比べてみてください。

すると、現在分詞の「running」が形容詞の「tall」と同様のはたらきをしていることが分かるでしょう。

ここで注意していただきたいのが、次のような場合です。

Look at that man running over there.
向こうで走っているあの男性を見てごらん。

こちらの例文では、現在分詞の「running」が名詞の「man」を後ろから修飾していることが分かったでしょうか。

このように、後ろから前のことばを修飾することを「後置修飾」と呼びます。

これは、分詞を含む2語以上のことばで修飾する場合に起こる現象です。

「現在分詞」の叙述用法(非限定用法)

現在分詞が形容詞のはたらきを持っていることは、先に述べたとおりです。

そして、形容詞には名詞を修飾する以外に大きなはたらきがあります。

それは、文中で動詞の補語としても機能するということです。

では、こちらも例文で確認しておきましょう。

\次のページで「「現在分詞」は形容詞としてはたらく!」を解説!/

Your plan sounds very nice.
君のプランは、とても良さそうだね。
Your plan sounds very amazing.
君のプランは、とても素晴らしそうだね。

The new rule made the game much better.
その新しいルールのおかげで、その競技はずっと良いものになった。
The new rule made the game much fascinating.
その新しいルールのおかげで、その競技はずっと魅力的なものになった。

どちらの例文も、下線部は上が形容詞で下が現在分詞です。

このように、本来は補語として形容詞が入る場所に現在分詞も入りうることがわかってもらえたのではないでしょうか。

「現在分詞」は形容詞としてはたらく!

ここまで見てきたように、現在分詞は文中で形容詞と同様のはたらきをします。

それは、名詞を修飾するはたらきと補語になるはたらきです。

一見すると難しそうに見える現在分詞も、仕組みはさほど難しくありません。

その他にも、副詞的なはたらきをする「分詞構文」というものありますが、それはまた別の機会に。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 英語速攻攻略を目指す!「現在分詞」を現役英語講師がわかりやすく解説 – Study-Z
英語の勉強法

英語速攻攻略を目指す!「現在分詞」を現役英語講師がわかりやすく解説

この記事では英文法の重要単元「現在分詞」について解説する。

現在分詞は「準動詞」と呼ばれるもののひとつですが、ある品詞との関連性に気づくことができれば、あっという間にマスターできるぞ。

国立大文学部卒業で、現役の英語講師でもあるライターすけろくを呼んです。一緒に「現在分詞」の攻略ポイントを確認していきます。

ライター/すけろく

現役英語講師として数多くの生徒を指導している。その豊富な経験を生かし、難解な問題を分かりやすく解説していく。

「現在分詞」の意味・用法とは?

image by iStockphoto

現在分詞は「~ing」の形で表し、主に「~している」「~させるような」の意味を表します。

みなさんにとっては、現在進行形や過去進行形を作るものとしておなじみかもしれませんね。

しかし、「be動詞」と組み合わせて進行形を作ることだけが現在分詞のはたらきではありません。

詳しい解説をご披露する前に、まずは現在分詞の表す意味についてしっかりと確認しておきましょう。

「現在分詞」の持つ2つの意味とは?

現在分詞といえば、「~している」の意味を真っ先にイメージする人も多いのではないでしょうか。

たしかに、それはいちばん多く見かける意味であり、けっして間違いではありません。

しかしながら、それだけでは説明のつかないものがあるのもまた事実です。

現在分詞には「~させるような」の意味を表すものもあります。

さっそく、両者の詳細を実際の表現例で確認していきましょう。

My brother is playing the guitar.
私の兄は、ギターを演奏しています

The game was very exciting.
その試合は、非常に刺激的でした。
(=わくわくさせるようなもの)

下の例文で登場する「exciting」の原形は「excite」で、「わくわくさせる」という意味です。

これを進行形と同じように訳すと、「わくわくさせていました」となってしまいます。

それよりも、「わくわくさせるような」つまり「刺激的な」と訳した方がずっと分かりやすくなるでしょう。

「現在分詞」の形容詞的用法(限定用法)

現在分詞・過去分詞にかかわらず、分詞は形容詞のはたらきを持つと考えると理解しやすいでしょう。

つまり、名詞を修飾するはたらきと補語になるはたらきの二つです。

ここでは、このうち名詞を修飾するはたらきについて詳しくみていきます。

では、次の例文をご覧ください。

\次のページで「「現在分詞」の叙述用法(非限定用法)」を解説!/

次のページを読む
1 2 3
Share: