
「岐路」の意味と語源・使い方・例文・類義語・言い換え表現は?現役記者がサクッとわかりやすく解説!
「分かれ道」の意味と使い方は?
まず、「分かれ道」には以下のような意味があります。
1. 本道から分かれる道。道の分かれ目。
2. 成り行きの分かれるところ。(進路や就職などの)選択肢や転機。
そして、この語は例えば以下のように用いることができます。
「通学路の分かれ道のところに地蔵があり、誰が供えたのかいつも花が飾られていた」
「林道を登ると分かれ道がありますので、それを下れば小屋があります」
「いかに早く病院へ救急搬送されるかが生死の分かれ道になる」
「その転職が人生の重要な分かれ道であった」
「分岐点」の意味と使い方は?
次の「分岐点」には以下のような意味があります。
1. 道路や線路などが二つ以上の方向に分かれる地点。
2. 物事がどのようになるかの分かれ道。
そして、この語は例えば以下のように用いることができます。
「その村は大和川分岐点の北側に位置し、稲作を中心とした農業が盛んだったが、たびたび水害にも悩まされてきた地域でもある」
「その地は中山道と三国街道の分岐点に当たる交通の要衝であった」
「売上高が損益分岐点以下に留まれば損失が生じ、それ以上になれば利益が生じる」
「彼は人生の分岐点に立って進路を選ぼうとしなかった」
「分かれ目」の意味と使い方は?
次の「分かれ目」には以下のような意味があります。
1. 物が分かれるところ。
2. 成り行きがどちらになるかという境目。分岐点。
そして、この語は例えば以下のように用いることができます。
「差し渡し30センチぐらいの円形の巣が、幹と枝との分かれ目におさまっていた」
「そのボクシングの試合は、クリンチが多く決定打に欠けており、手数とスタミナが勝敗の分かれ目になった」
「後に妻となる彼女と出会ったのが運命の分かれ目だったと思う」
「物事の勝敗を決める正念場や運命の分かれ目のことを天王山という」
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