
「叙情」の意味や英訳・使い方・類義語・対義語まとめ
そして、これの言葉はたとえば以下のように用いることができます。
「恋人と別れた彼女は、最近センチメンタルになっている」
「大人になってから子供の頃の思い出の地をたどると、なんだかセンチメンタルな気分になる」
「それなりに日々感じることもあるが、毎日忙しすぎてセンチメンタルな気分になっている暇などない」
「叙情」の類義語には、「情緒」「センチメンタル」などがあります。「情緒」は「物事に触れて起こる様々な感情や、喜怒哀楽などに伴い起こる複雑な感情」を表しており、「センチメンタル」は「感傷的で、哀愁にひたっている状態」を表した言葉です。
これらの言葉は、同じように感情に関係する言葉ですが、「叙情」は、「気持ちを書き記す」という動作も含まれる言葉であるため、使い分けに注意しましょう。
#6 「叙事」
まず、「叙事」について見ていきましょう。「叙事」には以下のような意味があります。
事実・事件をありのままに客観的に述べしるすこと。また、その述べしるしたもの。
出典:精選版 日本国語大辞典「叙事」
つまり「叙事」は、自分の気持ちなどは関係なく、「ありのままの事実を文章で書き記す」という意味を表した言葉です。この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。
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