言葉の意味

「戯言」の意味と使い方・例文・類義語・言い換え表現は?現役ライターがサクッとわかりやすく解説

「戯言」(読み方:「たわごと」)という言葉は、「戯言を言う」などの形でよく使われています。

くだらない話を言うことをいう時に使う言葉ですが、具体的にはどのような使い方をするのか、また他の言葉で言い換えるとどのような表現になるのか、疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは、「戯言」の意味と使い方、類義語・言い換え表現などについて、翻訳経験のある現役ライターの筆者が説明していきます。

「戯言」の意味と使い方・例文・類義語・言い換え表現

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それでは、「戯言」の意味と使い方、類義語、言い換え表現などについて説明していきましょう。

「戯言」の意味は?

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まず、「戯言」には以下のような意味があります。

ばかげたことば。ふざけた話。しれごと。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「戯言」

「戯言(あざれごと)」:とりとめのない話。冗談。

「戯言(たわぶれわざ)」:たわぶれごと(戯事)

「戯言(たわわざ)」:ばかげた行為。

出典:精選版 日本国語大辞典「戯言」

つまり「戯言」とは、「価値の無いように思われる言葉」「つまらないこと」「たわけた言い草」を表す言葉です。

「戯言」の「戯」は「ふざける」、「言」は「ことば」を表します。

「戯言」の使い方・例文

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次に、「戯言」の使い方を例文を使って見ていきましょう。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

「彼は社会制度について物知り顔で持論を振りかざしていたが、言っていることは新聞やテレビの受け売りだらけの戯言に過ぎない」

「彼は飲み会の席でしきりに食事に誘ってきたが、酔っ払いの言う戯言だと思って適当に聞き流しておいた」

「彼の書いたレポートは何かを丸写ししたような戯言ばかりが並んでいた」

「約束をすっぽかした友人のくどくどしい言い訳に、彼は『戯言はもう聞き飽きた』と言って一蹴した」

「戯言」は、上記のようなくだらない話や人をばかにするような話についていう場合に、「戯言を言う」「戯言に過ぎない」などの形で使うことができます。

類義語・言い換え表現

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次に、「戯言」の類義語や言い換え表現について見ていきましょう。

まず、「戯言」と近い意味を持つ言葉には以下のようなものがあります。

 

 

 

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