
「夢心地」の意味と使い方・例文・類義語・言い換え表現は?現役ライターがサクッとわかりやすく解説!
「夢心地」の類義語・言い換え表現 「夢見心地」「陶酔する」

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「夢心地」という言葉の類義語や言い換え表現として挙げられる「夢見心地」や「陶酔する」という言葉も、日常において使う機会のある言葉なのではないでしょうか。これらの言葉は、「夢心地」という言葉と非常に似通った意味を持っています。しかしながら、ニュアンスが若干異なってくる言葉です。会話や文章でこれらの言葉を上手く使い分けることができれば、表現も幅広い言葉遣いが可能になるでしょう。これら「夢見心地」「陶酔する」という言葉についても、その意味と例文をチェックしておきましょう。
「夢見心地」「陶酔する」の意味
「夢心地」の類義語や言い換え表現の意味について見ていきましょう。「夢見心地」は、言葉を構成する漢字が「夢心地」とほぼ同じとなっており、その意味も非常に似通っていることがわかりますね。また、「陶酔する」という言葉は、一般的にはどこか酔っているような心の状態を示すという意味で捉えられているのではないでしょうか。これらの意味について、辞書の示す定義を確認してみましょう。
夢を見ているような、うっとりとした心持ち。また、ぼんやりとした心持ち。夢見心地。
出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「夢見心地」「夢心地」
’心を奪われてうっとりすること。
出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「陶酔」
「夢見心地」「陶酔する」の使い方・例文

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「夢心地」と同じ意味である「夢見心地」と、ニュアンスが少し異なる「陶酔する」の使い方のヒントになる例文をご紹介します。「夢見心地」に関してはそのまま「夢心地」と置き換えることが出来ますが、「陶酔」はほぼ同じ意味ながら、使い分けてみたい言葉です。これらの言葉を上手く使い分けて、表現に加えましょう。
「夢見心地」:「宝塚の公演を初めて見た時には、その豪華絢爛なステージに半ば夢見心地になった」
(≒「宝塚の公演を初めて見た時には、その豪華絢爛なステージに半ば夢心地になった」)
「陶酔」:「その映画の絵画を思わせる緻密さで追求された映像美に陶酔する」
(≒「その映画の絵画を思わせる緻密さで追求された映像美に夢心地になる」)
「夢見心地」は「夢心地」と同じ意味で使われ、
「陶酔」は「あることに心を奪われてうっとりすること」をいい、
これらの語を使って「夢心地」とぼほ同じ意味のことを述べることができます。
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