言葉の意味

「鳴り物入り」の意味と使い方・例文・言い換え表現は?日本文学専攻の現役ライターがサクッとわかりやすく解説!

このように、試合の選手入場を楽器を使って派手に応援する場合や、ある物事を派手に宣伝する場合などに、「鳴り物入りで応援する」「鳴り物入りで宣伝する」などの形で使います。

ただし、以下のような使い方をすることも多いので要注意です。

「期待の新人として鳴り物入りでデビューしたそのアーティストも、デビューしてからはそれほどぱっとした活躍をしていない」

「その部署に一流大学卒の新人が鳴り物入りで入社したが、大した成果を出すこともなくすぐに辞めてしまった」

このように、「大げさに宣伝したわりには、その後成果を出すことができていない」状態を表すときに、皮肉のニュアンスを込めて使われることが多いのです。

相手を褒めるときには使わない方が無難な言葉といえるでしょう。

「鳴り物入り」の類義語・言い換え表現

次に、類義語や言い換え表現について見ていきましょう。

まず、近い意味を持つ言葉には以下のようなものがあります。

 

大々的に:「大きな規模で物事を行う様子」、

華々しい:「華やかな様子」

盛大に:「盛んなこと、勢いのある様子」

 

そして「鳴り物入り」のように、「ある物事を大げさに宣伝すること」や「楽器などで賑やかに騒ぐこと」をいう場合には、上記の語を使って以下のような言い方をすることが可能です。

「新製品をテレビCMや新聞広告で大々的に宣伝する」
(≒「新製品をテレビCMや新聞広告で鳴り物入りの宣伝をする」)

「そのアーティストは、レコード会社の後押しで華々しくデビューした」
(≒「そのアーティストは、レコード会社の後押しで鳴り物入りでデビューした」)

「応援団は、試合でトランペットなどの楽器を使って盛大に応援を繰り広げた」
(≒「応援団は、試合でトランペットなどの楽器を使って鳴り物入りで応援を繰り広げた」)

このように、人目を引くような大掛かりなやり方で何かを行うことをいう場合に「鳴り物入り」と同じような形で使うことができます。

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