
「にわかに」の意味と使い方・例文・類義語は?現役ライターがサクッとわかりやすく解説
思いもよらないこと。思いがけないこと。意外。転じて、突然。だしぬけ。
出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「不意」
つまり「不意に」とは「予想外のことが突然起こること」をいい、以下のように使うことができます。
「彼は『近くまで来たからついでに寄ってみようと思って』と軽い調子で言ってきたが、疎遠になっていた友人の不意の来訪に戸惑いを隠せなかった」
「沈黙を破って不意に笑い出した彼女に、どう反応して良いものか分からず思わず彼女の顔をまじまじと見つめた」
予期しないことが起こること。また、そのさま。いきなり。唐突。突然。
出典:小学館「出し抜け」①
「出し抜け」とは、「何かが思いがけず起こること」を表す言葉で、相手が油断している隙に行動するようなニュアンスがあります。
「出し抜け」を使った例文は、次の通りです。
「ぼんやり考え事をしながら歩いていたら、出し抜けに声をかけられてびっくりした」
「それまで落ち着いて話し合っていたのに、彼が出し抜けに殴り掛かってきた」
「出し抜けに変なことを言い出さないでくださいよ」
予想外の物事が前触れもなく急に起こるさま。だしぬけ。突然。
出典:三省堂「突如」
「突如」の「突」は「だしぬけに」「にわかに」、「如」は状態を表す語に添える役割を持つ語で、「突如」で「前触れなく起こること」を表します。
「突如」を使った例文は、次の通りです。
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