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「普及」の意味と使い方・例文・「浸透」との違いは?現役ライターがサクッと解説!

「普及」の類義語・「浸透」(しんとう)とその違い

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「普及」という言葉の類義語として挙げられる「浸透」ですが、似たような意味で使用することが出来ます。しかしながら、目に見えるものやサービスに対して使われる「普及」とは違い、目に見えない思想や考え、言葉などが広まる際には「浸透」が使われることが多いのではないでしょうか。若干のニュアンスの違いがあるので、シチュエーションに分けて使いこなすのが適切でしょう。「浸透」という言葉の意味や例文についてもご紹介します。

「浸透」(しんとう)の意味

「普及」とはニュアンスが異なる「浸透」ですが、例えば電化製品などといったものとは違い、考えや傾向が広範囲に広まるような場合に適切に使うことができます。使い分けが少し難しい感もある「浸透」と「普及」ですが、意味としては非常に似通ったものになりますね。実際の「浸透」の意味について、辞書に記載のある定義を確認しましょう。

思想・風潮などが人々の間に広く行きわたること。水などが染み通ること。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「浸透」

つまり、「思想や考えと行った形のないコンセプトが広まる」「液体などが染み込む」場合に使用することができる言葉です。

「浸透」(しんとう)の使い方・例文

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意味は似ているものの、「普及」とはニュアンスに決定的な差がある「浸透」の例文をご紹介します。これらの例文を確認すれば、「普及」との違いを把握することができ、適切な使い方をするのに役立つでしょう。その他、「浸透」は思想や考えに対してだけでなく、液体が染み渡るような状況でも使われています。化粧品や医薬品の商品説明にもある「浸透」という言葉なので、馴染みのある言葉でもありますね。その使い方について、例文をチェックしていきましょう。

 

「欧米諸国では動物愛護の精神からヴィーガニズムが浸透している」

「あの有名映画監督の最新作では、アフリカに深く浸透した宗教儀式の謎を暴いている」

「サービス残業は、古くから日本の会社に浸透している考え方と言えるのかも知れない」

「人気の化粧水は、肌の奥深くに浸透してターンオーバーを助ける役割を果たす」

 

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