言葉の意味

「鼓舞」の意味と使い方・例文・「激励」との違いとは?わかりやすく解説!

「鼓舞」(読み方:「こぶ」)という言葉は、「士気を鼓舞する」「自らを鼓舞する」などの形でよく用いられています。

人の心を励ます時に使われる言葉ですが、具体的にどのような時に使うことができるのか、また似た意味のある「激励」という語とはどのような違いがあるのか、中には疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは、「鼓舞」の意味と使い方、「激励」との違いを説明していきます。

「鼓舞」の意味と使い方・例文・「激励」との違い

それでは、以下に「鼓舞」の意味と使い方、また「激励」との違いを説明します。

「鼓舞」の意味

まず、「鼓舞」には以下のような意味があります。

人を励まし、ふるいたたせること。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)

つまり、「人を元気付けて物事に立ち向かう気力を盛んにすること」を表す語となっています。

「鼓舞」の使い方・例文

次に、「鼓舞」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

「彼の打ったホームランで同点に追いついたことによって、チームの士気は大いに鼓舞された」
「彼の人生は苦難の連続だったが、くじけるでもやけになるでもなく、自分自身を鼓舞しながらそれらを一つ一つ乗り越えていった」
「彼らは良き友人であり、同時に良きライバルとして互いを鼓舞し合い成長してきた仲だ」
「優れた音楽には、それを聞く人の心に鼓舞や癒しを与える力がある」

「激励」との違い

次に、似た意味のある「激励」との違いについて見ていきます。

まず、「激励」には以下の意味があります。

\次のページで「「鼓舞」「激励」の意味を知って、正しく使いこなそう」を解説!/

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