「鼓動」の意味と使い方・例文・言い換え表現は?現役ライターがサクッとわかりやすく解説!
「鼓動」の言い換え表現2 「動悸」(どうき)
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「鼓動」「心拍」とよく似た意味をもつ言い換え表現である「動悸」についてご紹介します。「動悸」という言葉は、有名な薬品のコマーシャルにもあるように心臓の異常な動きを示す言葉として認識している人もいるのではないでしょうか。「動悸」といえば「息切れ」なども連想しがちですが、ご紹介してきた言葉とよく似た意味を持ちます。その意味と使い方、例文についてチェックしましょう。
「動悸」の意味
「動悸」という言葉の意味についてご紹介します。「動悸」は日常生活ではどの言い換え表現よりも使用しない言葉のイメージがありますね。しかし、高齢者の心拍の異常などを表す時に使用することもあります。適切な場面で適切な使い方ができるように、辞書の定義について見ていきましょう。
心臓の鼓動が平常よりも烈しいこと。胸がどきどきすること。
出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「動悸」
つまり、「心臓の鼓動が普段よりも激しいこと、胸がどきどきすること」という状況を表す時に使える言葉です。
「動悸」の使い方・例文
「動悸」という言葉は、「鼓動」「心拍」という言葉にくらべて激しい動きを表現する言葉として使用できます。それぞれよく似た意味を持つ言葉ですが、ニュアンスは大きく違うのが分かりますね。では実際に文章や言葉で表すときにはどのような形になるのかを、「鼓動」を使った例文と比較してご紹介していきます。
「時間がないからと全力疾走したら、駅に着いてもしばらく動悸が止まらなかった」(≒「時間がないからと全力疾走したら、駅についてもしばらく心臓の激しい鼓動が治まらなかった」)
「第一志望の企業から選考結果の通知が届いたが、結果を見るまで不安と緊張で動悸がし出した」(≒「第一志望の企業から選考結果の通知の通知が届いたが、結果を見るまで不安と緊張で胸の鼓動が一段と激しくなった」)
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