
「落ち合う」の意味と使い方・例文・類義語は?現役ライターがサクッとわかりやすく解説!
「合流」の意味

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「合流」の意味を見ていきましょう。「合流」は人対人、または自然の流れや物事に対して使うことができる言葉であり、あらゆるシーンでの活用が可能です。辞書の意味をチェックしてみて下さい。
二つ以上の流れが合わさって一つになること。別々に行動していた人・団体・組織などが一緒になること。
出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「合流」
つまり「二つ以上の流れが一つに重なること」「別々に行動していた人や組織などが一つになること」をいいます。
「合流」の例文
「彼は仕事ですぐに来ることができないため、現地で合流することになっていた」
「京都の河川である鴨川と桂川は、その地点で合流し一本の川となっている」
「本社研修に行くに際して、チームAとチームBは高速のパーキングエリアで合流することになっている」
「山頂へは一人で向かうのではなく、グループと合流したほうが安全であると言えるでしょう」
「落ち合う」とその類義語を使い分けよう
以上、「落ち合う」の意味と使い方、類義語についてまとめました。
この言葉は「人があらかじめ申し合わせてある場所で出会う」「川と川が合流する」ことをいい、たとえば前もって話し合った上である場所で相手と出会うようにして、一緒に行動をするといった場面で「~で落ち合う」「落ち合う約束をする」などのように用いられることが多いですね。
また近い意味の語に「待ち合わせる」「合流」といったものが挙げられますが、「待ち合わせる」は「あらかじめ場所などを決めてそこで会うようにすること」をいい、決められた時間や場所で相手のことを待って会う場面で用いることができます。
そして「合流」は「もともと別々に行動をしていた人や団体が一つにまとまること」「川などの流れが合わさって一つになること」をいい、主に別行動をしていた人や団体が別の団体などと一緒になってまとまることについていう場合に使いましょう。
これらの語はそれぞれ似た意味ですが、異なる使い方ができるので、場面によって適度に使い分けると良いでしょう。