
「和気」の意味と使い方・例文・類義語は?現役ライターがサクッとわかりやすく解説
#1 和やか(なごやか)
まず、「和やか」には以下の意味があります。
気分・雰囲気などが穏やかにやわらいでいるさま。
出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「和やか」
複数の人が気分がやわらいでいるさま。おだやか。
態度・物腰のやわらかなさま。しなやか。
出典:大辞林 第三版(発行所 三省堂株行き会社)
つまり、「人の気分やある場面での雰囲気などが穏やかに打ち解けて親しい様子」をいいます。
基本的に一人ではなく、「複数名」で交流している際にその雰囲気や参加者の対応を表現することに使われることが多いでしょう。
以下のように用いることができます。
「彼らは、休日や仕事終わりによくそのカフェで落ち合っては和やかに談笑していた」
「日本庭園を眺められる料亭の個室で行われた両家の会食は、終始和やかな雰囲気で滞りなく進められた」
「あのホテルが高く評価されているのは、スタッフによって作られる和やかな空間、そして会話だと言われています」
「緊張感の高まった状態で始まった会議だったが、終了後、参加者は皆和やかな雰囲気で席を後にした」
#2 和気藹々(わきあいあい)
次に、「和気藹々(わきあいあい)」について見ていきましょう。
今回のテーマ「和気」を含む語なので、類義語としてのご紹介に違和感を感じる方もあるかもしれませんが、近しい意味をもつ熟語なので、あえてご紹介します。
まずは、辞書を引用し意味を確認しましょう。
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