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「陽気」の意味と使い方・例文・類義語・対義語は?現役ライターがサクッとわかりやすく解説

「陽気」(読み方:「ようき」)という言葉は、「陽気な人」「陽気な天気」などの形でよく用いられています。

日常的に使われる言葉なため、何気なく使われている方も多いのではないでしょうか。
語具体的にはどのようなことを表すのか、ご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、本稿では「陽気」の意味と使い方、また類義語・対義語にあたる言葉について説明していきます。
また近い意味、反対の意味のある語や、言い換える場合の留意点など、併せて確認していきましょう。
本稿は、空模様を観察することを日課にしている、ライターあかりが担当いたします。

「陽気」の意味と使い方・例文

それでは、以下に「陽気」の意味と使い方を見ていきましょう。

「陽気」の意味とは?

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まず、「陽気」には以下のような意味があります。

陽の気。万物が動き、または生じようとする気。

心がはればれしいこと。ほがらかなこと。気分がうきうきすること。

気候。季節。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「陽気」

 

万物生成の根本となる二気の一。万物が今まさに生まれ出て、活動しようとする気。陽の気。⇔陰気。

気分。雰囲気などがはればれしていること。にぎやかで明るいこと。また、そのさま。

気候。時候。

出典:コトバンク

辞書を二作ひもとき、意味を3項ずつご紹介しました。

一般的には、上記の中でも2番目、3番目の意味で用いられることが多いでしょう。

「曇りがなく心がさっぱりとしていること」「気候や季節」を表す語となっています。

そして、1番目の意味は、この言葉の由来と言えるでしょう。中国の易学(中国古代に考え出された占法を研究する学問)で、万物生成は相対する二つの気が元となるとされており、その一つが陽気。もう一方は陰気です。

陰気は、2番目、3番目の意味の反対語に使われており、耳馴染みもあるのではないでしょうか。

詳しくは、下記「陽気」の類義語・対義語は?でご説明します。

「陽気」の使い方・例文

次に、「陽気」の使い方を例文を使って見ていきましょう。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

「彼らは満開になった桜の木の下で飲みながら、周囲のことなどお構いなしにひたすら陽気に騒いでいた」

「彼は陽気な人で、いつも豪快に笑い周囲を明るくさせている」

「就職が決まり、陽気な気分で実家に変えることができた」

「このぽかぽかとした陽気のせいか、何だか頭がぼうっとする」

「柔らかく暖かい陽射しに包まれ、めっきりと春らしい陽気になってきたことを実感する」

「陽気」の類義語・対義語とは?

ここからは、特に2番目の意味にフォーカスして「陽気」の類義語・対義語をご紹介していきます。

同義語・類義語

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#1 朗らか(ほがらか)

まず、類義語の「朗らか」には以下の意味があります。

 

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