「恐悦至極」の意味や語源・英訳・使い方・類義語は?現役ライターがサクッとわかりやすく解説!
「恐悦至極」は普段の日常会話ではあまり頻繁に用いられませんが、ビジネスや改まったシーンでは用いられることのある言葉です。耳馴染みが少ない言葉であるため、具体的にはどのようなことをいうのか、また近い意味のある「祝着至極」という語とはどのような違いがあるのか、中には疑問が浮かぶこともあるかもしれません。
そこで、ここでは「恐悦至極」の意味や語源・英訳・使い方、また似たような意味のある「恐縮至極」や「有難き幸せ」について「誰にでも分かる言葉で伝える」を心掛ける現役ライターが分かりやすく解説していきます。ビジネスシーンなどにおいて相手に失礼のないように、言葉の意味や使い方をしっかり理解しておきましょう。
#1 「恐悦至極」の意味は?
まず、「恐悦至極」の意味について見ていきましょう。この言葉には、以下のような意味があります。
目上の人に関したことやその行為などを、たいそう喜ばしく思うさま。きわめて喜ばしいの意。
出典:精選版 日本国語大辞典「恐悦至極」
つまり、「あることがこの上ない喜びであること」を表している謙譲語(目上の人に対して敬意を表して表現する語)となっています。
#2 「恐悦至極」の語源
次に、「恐悦至極」の語源について見ていきましょう。この言葉は、「恐悦」と「至極」の2つの言葉の組み合わせからできています。
「恐悦」とは、非常に喜んでいることを相手に伝える時に用いる言葉であり、「至極」とは「きわめて、最高に」ということを表している言葉です。このことから、「恐悦至極」とは「これ以上ないほどに大変喜んでいる」ということを表す言葉となります。
#3 「恐悦至極」の英訳は?
次に「恐悦至極」を、英語でどのように表現するのか見てみましょう。
●extremely delighted
「extremely」は「非常に、大変」を表し、「delighted」は「たいそう喜んで」という意味を表している英語です。このことから、「恐悦至極」は英語で「extremely delighted」と表現することができます。
#4 「恐悦至極」の使い方・例文
次に、「恐悦至極」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。
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