
「覇気」の意味と使い方・例文・類義語は?現役ライターがサクッとわかりやすく解説
何をする気力もないこと。やる気のないこと。また、そのさま。
出典:小学館「無気力」
「無気力」は、「進んで何かをしようとする気力がないこと」を表す言葉です。
この言葉を使った例文は、次のようになります。
「学生たちは、夏の暑さのせいか無気力になっていた」
「あれだけ顔立ちが整っているのに彼がモテないのは、無気力だからだろう」
ちょっとしたことにも怖がったりしりごみしたりすること。また、そのような人や、そのさま。
出典:小学館「臆病」
「臆病」とは、「ちょっとしたことでも恐れること」「気が小さいこと」を表す言葉です。
例文は、次のようになります。
「今日こそ彼に思い切って意見するつもりだったが、直前になって臆病風に吹かれて何も言えなくなってしまった」
「臆病で小心者の方が、自信過剰にならずに慎重に仕事をすることができるという考え方もある」
「覇気」の英語表現

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「覇気」にあたる英語は、「spirit」「will」「fight」などです。
「be full of spirit」で「覇気がある」、
「He lacks spirit.」で「彼は覇気がない」
などと表現できます。
「覇気」は積極的に取り組もうとする気持ちを表す言葉
以上、「覇気」の意味と使い方、類義語などについてまとめました。
「覇気」は「物事に積極的に取り組もうとする気持ち」「他に勝ろうとする気持ち」をいい、主にそのような姿勢のある若者や男性などに対して「覇気がある~」「覇気に富んだ~」のような形で用いられる言葉です。
また近い意味の語として、「気迫」「気概」といったものがありますが、これらはそれぞれ「恐れずに物事に立ち向かう強い精神力」「困難にもくじけない強い気持ち」を表し、「気迫がこもった~」、「~する気概がある」といった形で使われます。
それぞれニュアンスは異なりますが、人の強い心や意志、積極的な気持ちを表す時に用いることができるため、場面によって適切に使い分けましょう。