
「普段」の意味と使い方・例文・「いつも」「日頃」との違い。日本文学専攻の現役ライターがサクッとわかりやすく解説!
「いつも」は明確な地点はわからなくても、「どこかしらにスタート地点がある状態」、「日頃」は「徐々に高さや量を増していく状態」になります。
例えるのであれば、「普段」のイメージが「水平線」だとすると、「いつも」は「山」、「日頃」は「積み木」のイメージです。
「山」には、境界線が曖昧でも「始まり」があり、「終わり」も有り得ます。対して「積み木」は、「最初はゼロだった状態があることが明確」というわけですね。
このように、「どの言葉を用いるのが正しいのか?」と判断に迷った場合は、「感覚」を「イメージ」してみることで、ニュアンスの違いがわかりやすくなります。
「普段」「いつも」「日頃」を使い分けて、「コミュニケーション上手」になりましょう!
今回は、「普段」の意味と使い方、「いつも」「日頃」との違いについて解説しました。
結論としては、
・「普段」は「当たり前のようにずっと続いている事柄や事象」
・「いつも」は「常にずっとそのような状態であること」
・「日頃」は「長らく、以前からそうであること」
に用いるのが適切である、とういう形になります。
それぞれニュアンスが異なるため、場面に応じて意識して使い分けると良さそうですね。
「言葉の使い分け」ができるようになると、人と話をする時や文章を書く時に、内容の本質を伝えやすくなります。そうすることによってコミュニケーション能力も向上し、周囲との関係が上手くいくようになったり、勉学や仕事が円滑に進むようになる可能性が高いです。
意識して「普段」「いつも」「日頃」という3つの言葉の使い分けをして、コミュニケーション上手になりましょう!