言葉の意味

「余韻」の意味と使い方・例文・「名残」との違いは?現役ライターがサクッと解説

「この画家は有名ではないけれど、何とも形容しがたい趣があるから私は好きだ」

「その観光地は紅葉がきれいなことで知られているが、冬枯れの景色がまた趣があって良い」

「興奮さめやらぬ」

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「興奮さめやらぬ」には、次のような意味があります。

興奮して昂ぶった感情が、最高潮から落ち着きつつあるものの完全に落ち着いてはいないさま、まだすっかり冷めてはいない様子、などを意味する表現。

出典:実用日本語表現辞典「興奮さめやらぬ」

「興奮さめやらぬ」は、「ものごとが終わったにも関わらず、興奮がまだ完全には覚めきっていない様子」を表す表現です。

「興奮さめやまぬ」というのは間違った言い方ですので、気を付けましょう。

「興奮さめやらぬ」を使った例文は、次のようになります。

「彼女は昨夜立ち寄った居酒屋で、偶然憧れの芸能人に出会って握手までしてもらったと言って、まだ興奮冷めやらぬ状態だ」

「受賞の連絡を受けて興奮冷めやらぬまま、インタビュー会場へと連れて行かれた」

「余韻」はものごとが終わった後に残る味わい

以上、「余韻」の意味と使い方、「名残」との違いなどについてまとめました。

「余韻」には複数の意味がありますが、主に「ある音が消えた後にも残っている響き」「物事が終わった後に残る味わい」をいい、「余韻が漂う」「余韻に浸る」などの形で用いられています。

また「名残」にも同じような意味がありますが、こちらは「ある物事が終わった後にもその影響などが残っていること」を表すところが「余韻」とは違っていて、「ハワイ旅行の名残の日焼け痕」「名残の雪」などの形で使うことができる言葉です。

ものごとが終わってしまってもその影響が何らかの形で残っているものや、終わった後に心に深く感じる味わいがあるものについていう場合に、これらの言葉を適切に使い分けられるようにしておきましょう。

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