
「雪景色」の意味・例文・言い換え表現・類義語は?現役ライターがサクッとわかりやすく解説
「牡丹雪」

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「牡丹雪(ぼたんゆき)」は、「牡丹の花のようにふんわりと大きな形の雪のこと」をいいます。「ぼた雪」は「牡丹雪」を略したものです。
また、ぼたぼたと降る様子から「ぼた雪」と呼ばれるという説もあります。水分が多く、春の季語にもなっている言葉です。
「粗目雪」

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「粗目雪(ざらめゆき)」は、「降り積もった雪の表面が日中にとけて、夜に冷えて固まるというのを繰り返してできたザラメ糖のような粗い雪」を表す言葉です。
粗目雪の中に霜ができた状態を「霜粗目雪(しもざらめゆき)」といい、その霜が小さい場合は「小霜粗目雪」呼ばれます。
「雪景色」の英語表現

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日本語では雪を表現する言葉のバリエーションが豊富で、うまく英語訳できない表現が多いようですが、その中でも「雪景色」は「snowscape」と訳すことができます。
雪が辺り一面降り積もっている様子を表すには、
「Everything was covered with snow.」(すべてが雪に覆われていた)
というのがよく使われる言い方です。
「blanket of snow」(雪の毛布、一面の雪、雪化粧)
も、情景が目に浮かぶような表現ですね。
雪が降り積もる様子を表す言葉はさまざま
以上、「雪景色」の意味と使い方、類義語や言い換え表現などについてまとめました。
「雪景色」という言葉は「雪の降る景色」や「積もった雪の景色」をいい、雪が積もって辺りのものが白く覆われた風景の美しさを表す場合に用いられています。
また類義語には「銀世界」「白銀」といったものがあり、これらはそれぞれ「雪が降り積もって白一色になった風景」「降り積もった雪そのもの」を表す言葉です。
もし「雪景色」という言葉を避けて、同じような意味のことを他の言い方で表現したい場合には、場面に応じて「銀世界」「白銀」を使う他、「白一色の風景」「積もった雪で白く覆われた風景」「雪で白くなった風景」などのように言い換えるのが良いかもしれません。