言葉の意味

「面影」の意味と使い方・例文・類義語は?新聞記者歴29年の筆者がわかりやすく解説!

追憶(ついおく)

「追憶」とは「昔のことを思い出して偲ぶこと」の意味です。

いつごろの記憶かは限定されませんが、「ある程度の長い時間を経た記憶」とのニュアンスがあります。また、具体的な視覚的要素は特別必要とせず、頭の中だけのイメージとして持ちうるものです。

文学作品では「追憶」に「おもいで(おもひで)」とふりがなをつけることもあり、この語もやはり過去を美化するニュアンスが感じられます。

例文:

「ふと空を見上げて、遠い追憶にふけることがある」

「母校の校舎を見た瞬間、あのころの追憶が沸きあがった」

デジャビュ

「デジャビュ」は、フランス語のdéjà vuをカタカナで表現したもので、他にも「デジャヴ(デジャブ)」や「デジャビュー」と表記されるときもありますが、同じことを指しています。

日本語では「既視感」と翻訳され、意味は「まだ一度も経験したことがないのに、いつかどこかで経験したことがあるように感じること」です。「類似性認知メカニズム」に深く関係しており、強い懐かしさを感じるという点が特徴だといいます。

例文:

「彼女が去っていく姿を見送りつつ、強いデジャビュを感じていた」

「デジャビュと言うのか、確かにノスタルジーを感じた景色である」

記憶の引き出しにしまったもの

以上、「面影」の意味と使い方、また類義語にあたる語について、詳しく解説してきました。

この言葉は「記憶に残っている姿や状態」「あるものから思い起こされる姿」を指す語です。本来は人の顔についての表現でしたが、現在では人だけでなく情景・景色などに対して用いられています。

近い意味の語として「偲ぶ」「名残」「追憶」「デジャビュ」があり、いずれも「記憶」と関連がある表現です。それぞれ意味やニュアンスの違いがあるので、使い方を含めて覚えておくと便利なのではないでしょうか。

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