言葉の意味

「逆説」の意味と使い方・例文・「逆接」「パラドックス」との違いは?現役ライターがサクッとわかりやすく解説!

「急いては事を仕損じる」「急がば回れ」(成果を急ぐならば一見してまわり道であっても安全・確実な方法をとったほうが良い、ということ)

「価格が下がれば需要が増える。しかし、それに比例して所得が下がったなら物の価格が下がっても必ずしも需要が増えるとは限らない」

「アキレスと亀(ゼノンのパラドックス)」(前方からスタートした亀との競争で、俊足のアキレスはいつまでも亀に追いつけないという逆説)

「逆接」「パラドックス」との違い

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「逆説」という言葉によく似た意味を持つ「逆接」と「パラドックス」ですが、これらの言葉についてもニュアンスの違いを確認しましょう。非常に似通った意味をもつ言葉ではありますが、「逆説」よりも「パラドックス」という言葉を耳にする機会が多くなっていますね。また、言葉の表現として使える「逆接」も含めて、使い方やニュアンスには違いがあります。これらの言葉も把握して、表現を広げるためにもチェックしてみてくださいね。

「逆接」「パラドックス」の意味

「逆接」「パラドックス」の意味をチェックしていきましょう。「逆接」という言葉は読み方と音が同じですが、文章の前後の内容の意味を示す言葉になります。また、「パラドックス」は「逆説」の英語表現です。これらの言葉は日常で使いやすいですが、意味を把握しておいたほうがより正確に使えますね。適切なシチュエーションで上手に使いこなすことができるように、辞書に記載の定義を確認しておきましょう。

二つの句・文を接続するとき、前の句・文とは逆の含意をもつ句・文を後に続けること。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「逆接」

逆説。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「パラドックス」

「逆説」と「逆接」「パラドックス」の使い方・例文

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「逆説」と「逆接」「パラドックス」について、その例文を比較してご紹介します。使う場面が微妙に難しいこれらの言葉ですが意味は非常に似通っており、「パラドックス」は言い換え表現として、また文章表現において、前の句と後の句で違う内容を表現する場合に、その意味を表す言葉として「逆接」という言葉を使うことが出来ますね。その他、意味とニュアンスさえ掴んでおけばスムーズに使用できるでしょう。また、これらの言葉を使い分けることで、より言葉の表現が豊かになります。「逆接」については言葉自体ではなく、それを意味する例文をご紹介しますね。

「逆接」:「その店は駅から遠い上に路地裏の分かりにくい場所に立地している。にもかかわらず、いつ行っても満席状態だ」

「パラドックス」:「地動説は天動説が覆されるまでの長い間パラドックスと見なされていたと考えられる」

「逆説」:「逆説的に聞こえるかもしれないが、笑うから楽しくなるのであって、楽しいから笑うのではない」

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