
「絵空事」の意味と使い方・例文・類義語まとめ
絵空事「物事に嘘偽りや大袈裟な表現が多いこと」
夢物語「それが現実だという印象を受けない空想的な話」
画餅「実現する可能性がないものや現実として役に立たないものを例えていう語」
「画餅」は「再現性がなく実際に役に立たないもの」ですので違いが分かりやすいですが、「絵空事」と「夢物語」はかなり似ていいますが微妙にニュアンスが違います。意味をしっかり理解して使い分けましょう
正しい解釈と使い分けが大切
以上、「絵空事」の意味と使い方、類義語についてまとめました。
この言葉は「物事に嘘偽りや大げさな表現が多いこと」をいい、「絵空事を並べる」(絵空事を列挙する)「絵空事に過ぎない」(ただの絵空事だ)といった形で用いられています。
また「夢物語」「画餅」といった語も近いニュアンスがありますが、これらは「現実味のない話」「実際の役に立たない物」を表し、たとえば、あることが実現せずに単なる空想や願望のような話で終わったということについていう場合に「夢物語に終わる」、あることのために努力したことが無駄になった、計画倒れで終わったことについていう場合に「画餅に帰す」といった形で用いることができるのです。
「絵空事」と「夢物語」は、「絵空事に過ぎない」「夢物語に過ぎない」といったように同じような使い方をすることもできますが、それぞれ「嘘や事実を誇張していること」「現実という印象がない話」とニュアンスが異なるため、場面に応じて適度に使い分けることができます。
絵空事の意味や正しい使い方、類義語との違いを把握して場面に応じて使い分けていきましょう。