言葉の意味

「佇まい」の意味と使い方・例文・「雰囲気」「居住まい」との違いは?現役ライターがサクッとわかりやすく解説

すわっている姿勢。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「居住まい」

このふたつの言葉と「佇まい」の使い方を比較すると、次のようになります。

「雰囲気」:「塞いだ気分を変えようと、インテリアを一新して部屋の雰囲気をがらりと変えることにした」(塞いだ気分を変えようと、インテリアを一新して部屋の印象をがらりとかえることにした)

「居住まい」:「『実は折り入って相談があるんだけど』と、いつになく真剣な顔つきで言う彼に、思わず居住まいを正した」(「『実は折り入って相談があるんだけど』いつになく真剣な顔つきでそう言う彼に、思わずきちんとした姿勢で座り直した」)

「佇まい」:「彼はパソコンが入るような大きめのビジネスバッグにネイビーのスーツを身に着け、いかにも営業マンといった佇まいをしていた」(彼はパソコンが入りそうな大きめのビジネスバッグにネイビーのスーツを身に着け、その立ち姿はいかにも営業マンといった様子だった)

つまり、

「雰囲気」は「ある場所やそこにいる人たちが醸し出す空気や印象、気分」、

「居住まい」は「座っている姿勢や様子」、

「佇まい」は「あるものがそこに立っている様子、ありさま、状態」

を表すというニュアンスの違いがあります。

「居住まいを直す」「居住まいを正す」とは言いますが、「佇まいを直す」「佇まいを正す」というのは誤用ですので、気を付けましょう。

「佇まい」の類義語

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その他にも、「佇まい」にはさまざまな類語があります。その中からいくつかピックアップして紹介していきましょう。

「風格」

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「風格(ふうかく)」には、次のような意味があります。

 その人の言動や態度に現れ出た品格。 

 独特のあじわい。おもむき。 

出典:三省堂「風格」

「風格」には、「その人の姿や態度に現れる品格」「味わい」の意味があります。

「今年の部長にはリーダーの風格があるから、なんとなく安心だ」「これ、誰が書いたの?風格のある文章だね」などの形で使われる言葉です。

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