「猛者」の意味と使い方・例文・類義語は?現役ライターがサクッとわかりやすく解説
とはいえ、大体の意味はわかっていても、具体的にこの言葉がどのようなことを表しているのか、似たような意味を持つ言葉にはどのようなものがあるのか、疑問を抱くことがあるかもしれません。
そこで、ここでは「猛者」の意味と使い方、また類義語にあたる語について、翻訳経験のある現役ライターの筆者が説明していきます。
勇敢で気力にすぐれている人。また、能力がすぐれ精力的に活動する人。もうざ。
出典:精選版 日本国語大辞典「猛者」
つまり、「勇猛な人や、ある分野において優れた能力があり気概に溢れ精力的に活動する人」を表す語となっています。
「猛者」は古くは「もうざ」と読み、勇猛果敢な人、富裕な人などの意味で使われていました。
「彼はコンサルタントとして活動しているが、国内には留まらず世界中を飛び回って仕事をこなしている猛者だ」
「対戦相手が猛者揃いの強豪校だと知り気合を入れ直す」
「彼は体型こそ小柄だが実は柔道四段の猛者だ」
「彼は柔道五段の猛者だが、人当たりがよく礼儀正しい好青年だ」
剛健な人。また比喩的に、その方面で手腕を振るう人。猛者。
出典:広辞苑「兵」③
つまり「たくましい人やある方面で優れた働きをする人」のことをいい、以下のように用いることができます。
「この地域は兵揃いの激戦区だから今後も油断大敵、気合を入れていこう」
「彼は齢こそ若いが業界で名を馳せるなかなかの兵だ」
\次のページで「「凄腕」」を解説!/