
「黙々」の意味と使い方・例文・類義語は?現役ライターがサクッとわかりやすく解説
「横着」は、「すべきことを故意に怠けて楽をしようとすること」を表す言葉です。
「横」には「枠をはみ出るさま」「身勝手な振る舞い」の意味が、「着」には「おさまる」「落ち着く」の意味があり、「横着」で「身勝手な状態におさまっている」ということになります。すべきことをわかっているのに怠けているという状態です。
「横着」の例文は、次のようになります。
「あの人は時間があるはずなのに部下に仕事を押し付けるなんて、本当に横着者だ」
「分からない言葉があったら、横着しないでちゃんと辞書を引きなさい」
物音や人声が多くてうるさい。さわがしい。
出典:小学館「騒騒しい」①
「騒々しい」は、「声が大きく騒がしい」状態を表す言葉で、次のような使い方をします。
「そのオフィスは騒々しくて、仕事がはかどるのだろうかと疑問に思う」
「電車の中は静かだったが、その団体が乗り込んできてから一気に騒々しくなった」
「黙々」「無言」「ひたむき」をうまく使い分けよう
以上、「黙々」の意味と使い方、類義語などについてまとめました。
「黙々」は「物を言わないこと、黙って仕事に励む様子」を表し、「黙々と~する」(黙ったままその作業を続ける)「黙々とこなす」(黙って物事を処理する、物事をやり遂げる)といった形で使われる言葉です。
また近い意味の語には「無言」「ひたむき」などが挙げられ、単純に「物を言わないこと」や「ただ一つの物事に集中すること」をいいます。
これらの言葉はそれぞれニュアンスが異なりますが、「(言葉を発さず)仕事などに集中する、熱心に行う」「物を言わずに何らかの行動をする、物事をし続ける」といった場面で用いることができるので、状況によって適度に使い分けるようにしておくと良いですね。