
「素晴らしい」の意味と使い方・例文・「素敵」との違いは?現役ライターがサクッとわかりやすく解説
「素晴らしい」(読み方:「すばらしい」)という言葉は、「素晴らしい~」「~は素晴らしい」などの形でよく用いられています。
日常的によく使うことばの一つではありますが、具体的にはどのようなことを表しているのか、また近い意味を持つ言葉の「素敵」とはどのような違いがあるのか、疑問に思うことがあるかもしれません。
そこで、ここでは「素晴らしい」の意味と使い方、また「素敵」との違いなどについて、翻訳経験のある現役ライターの筆者が説明していきます。
日常的によく使うことばの一つではありますが、具体的にはどのようなことを表しているのか、また近い意味を持つ言葉の「素敵」とはどのような違いがあるのか、疑問に思うことがあるかもしれません。
そこで、ここでは「素晴らしい」の意味と使い方、また「素敵」との違いなどについて、翻訳経験のある現役ライターの筆者が説明していきます。
感銘を受けるほど、すぐれているさま。見事だ。立派だ。素敵だ。理想的だ。
《「-く」の形で、副詞的に》驚くほど、程度がはなはだしいさま。
出典:明鏡国語辞典「素晴らしい」
つまり、「深く心に感じるほどに優れている様子」「ある物事の度合いが一般のそれをはるかに上回っている様子」を表す語となっています。
現代では「素晴らしい」は褒め言葉として使われていますが、もともとは「ひどい」というようなマイナスイメージの言葉でした。
「すばる、すぼる(窄る)」(狭くなる、縮まるという意味)という動詞が形容詞化されて「すばらし(すばらしい)」になり、それが「す(接頭語)+晴らし」から成ると誤った解釈をされて、現在の意味に転じたと言われています。
「事前の宣伝活動が功を奏したのか、その店は開店初日から素晴らしい盛況ぶりを見せていた」
「その学生が主催する劇は意外にも素晴らしい出来栄えで、感嘆に値するものだった」
「当日は天候に恵まれ、素晴らしく青い空の下で大会が開催された」
「彼は演奏会でその素晴らしい実力を遺憾なく発揮した」
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