言葉の意味

「生粋」の意味と使い方・例文・「純粋」との違いは?現役ライターがサクッと解説

「生一本」

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「生一本(きいっぽん)」は、「純粋で混じり気のないこと、もの」の意味を表す言葉です。

江戸時代では、「灘酒」などが良い酒として知られており、その偽物が出回るのを防ぐために、本物は「灘の生一本」などと刻印されるようになりました。

つまり、「生一本」の本来の意味は「自社の酒蔵で造られた日本酒」のことで、そこから転じて「生まれ育った環境が一つの場所であること」という意味になっています。

「生粋」が「生まれ育った場所」を表すのに対して、「生一本」は生まれ育った場所に加えて「性格」についても表す言葉です。

「君は生一本な性格だから、騙されないように気を付けないといけないよ」

というように使います。

「ピュア」

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「ピュア」は英語表記で ” pure ” とし、「混じり気のない」「純粋な」という意味の言葉です。

「ピュアな白」のような使い方もしますが、「ピュアな人柄」というように、人の性格について言い表すこともできます。

「無垢」

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「無垢(むく)」とは、「心身がけがれておらず純粋なこと」を表します。

もとは仏教用語で、「煩悩のけがれを離れて清らかであること」を意味する言葉でした。

「純粋」が「邪念や私利私欲などの悪い考えが混じっていないこと」を表すのに対して、「無垢」は「一切のけがれがなく清らかであること」を表すため、この言葉は赤ちゃんや子どもについてよく使われる言葉です。

「生え抜き」

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「生え抜き(はえぬき)」は「生まれてからずっとその場所にいること」を意味する言葉です。

「抜き」には「貫く」の意味があり、「生え抜き」で「一貫してそこにいる」ことになります。

「生粋の江戸っ子」が「江戸に染まっていて他のものは混ざっていないこと」であるのに対して、「生え抜きの江戸っ子」は、単に「ずっと江戸にいること」というように、ニュアンスの違いは微妙です。

「ちゃきちゃき」

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「ちゃきちゃき」とは、「血筋に混じり気がなく純粋なこと」を表す言葉です。

「ちゃきちゃき」は「嫡々(ちゃくちゃく)」が変化してできた言葉で、嫡子から嫡子へ家を継ぐことを表していました。「嫡」は「正妻」で、「嫡子」は「正妻が産んだ子ども」を意味します。

「ちゃきちゃきの江戸っ子」のように、「生粋」と同じ使い方ができる言葉です。

「生粋」の対義語

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「生粋」の反対の意味を持つ言葉には、次のようなものがあります。

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