「紛糾」の意味と使い方・例文・「いざこざ」との違いは?現役ライターがサクッとわかりやすく解説!
「紛糾」は、上記のように物事が複雑に絡み合い、まとまらない・収集がつかないことを意味しており、「会議が紛糾する」「交渉は紛糾した」などの形で使うことができます。
#4 「紛糾」の類義語との違いは?
それでは次に、「紛糾」の類義語を見ていきましょう。類義語には「混乱」「いざこざ」「無秩序」などがあり、それぞれ以下のような意味があります。
混乱:物事が入り乱れて整理がつかなくなること
いざこざ:争いごとやもめごと
無秩序:秩序がなく、乱雑な様子
「混乱」と「無秩序」は、「紛糾」とほぼ同じような意味を持ちますが、「いざこざ」は少しニュアンスが異なることが分かりますね。「いざこざ」という語についてもう少し詳しく見ていきましょう。「いざこざ」は以下のように記されています。
小さな争い。もめごと。ごたごた。
出典:明鏡国語辞典「紛糾」
そして、この言葉と「紛糾」の使い方を比較すると以下のようになります。
「いざこざ」
「彼は母親と同居を始めてから、嫁姑問題による家庭内でのいざこざが絶えないようだ」
「あそこの部署では、上司と部下のいざこざが日常茶飯事に起きている」
「このマンションは、住民同士のいざこざが絶えないため、管理人は苦労している」
「紛糾」
「遺産相続で兄弟の関係が紛糾することを防ぐために、母は正式な遺言書を残していた」
「この案件の責任の所在を巡り、会議室内は紛糾した」
「マンションでのトラブルを巡り、住民説明会は紛糾した」
つまり、「いざこざ」は「家庭内で起こるような小さな争いごと」、「紛糾」は「物事が複雑に絡み合って話し合いがつかない(収まりがつかない)状態になること」を表すというニュアンスの違いがあります。家庭内や職場などにおける日々のちょっとしたもめ事には、「いざこざ」を用いるのが一般的でしょう。もう少し「いざこざ」を分かりやすい表現にするならば、「ケンカ」に近いイメージでしょう。
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