「画竜点睛」の意味・由来・使い方と類義語・対義語。国語科の教員がサクッとわかりやすく解説!
一番肝心なものが抜け落ちていること。
読者が引き込まれるような素晴らしい小説がかけたけど、タイトルをどうするかがなかなか決まらない。仏作って魂入れずの状態だ。
「九仞の功を一簣に虧く」の由来
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「九仞の功を一簣に虧く」の由来は、中国古典『書経・周書』にあります。
「仞」とは古代中国で用いられた高さ・深さの単位で、「九仞=非常に高い」という意味。
また、「簣」とは土を運ぶ籠・もっこという意味があり、「虧く」とは損なうという意味です。
高い山を作る際、最後に籠一杯の土を欠いてしまっては、完成しないという話からできた言葉といわれています。
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