言葉の意味

「慣例」の意味と使い方・例文・「慣習」「恒例」との違いは?現役ライターがサクッとわかりやすく解説

「慣例」「慣習」「恒例」の違い

image by iStockphoto

これだけでは「慣例」「慣習」「恒例」が、それぞれどう違うのかわかりにくいですね。例文を見ながら、違いを比べてみましょう。

「慣習」:「この辺りではお正月に餅つきをするのが慣習となっている」(この辺りでは昔からお正月に餅つきをするしきたりがある)
「恒例」:「そろそろ毎年恒例のイルミネーションイベントが開催される時期だ」(そろそろ毎年行われているイルミネーションイベントが開催される時期だ)
「慣例」:「近年では節分になると恵方巻きを食べることが全国的な慣例となっている」(近年では節分になると恵方巻きを食べることが全国的な習慣のようになっている)

つまり、「慣習」は「ある地域や集団で古くから行われているしきたり」、「恒例」は「行事などがいつも同じようなやり方・日程で行われること」、「慣例」は「繰り返し行われてそれが習慣のようになっている事柄」を表すというニュアンスの違いがあります。

「慣例」のその他の類語

image by iStockphoto

「慣例」と似た意味を持つ言葉には、その他にも「慣行」「通例」などがあります。

「慣行」の意味は、「ある地域や社会の中で昔から行われている行事。古くからのならわし」「日常生活の中で、常に行っていること」です。

「慣例」が次第に当たり前のように行われるようになった事柄を表すのに対して、「慣行」はある組織や社会の中で行われている事柄を表し、「やらねばならない」という強いニュアンスはありません。

「我が家では毎朝交代で犬を散歩に連れて行くことが慣行となっている」のように使います。

「通例」の意味は、「世間一般で、そうすることが当たり前になっていること」です。

普通はそうするものだ、ということに対して使うので、一般的でない変わったことに対しては使えません。

「自分が間違っていたのなら、謝罪をしに行くのが通例だ」という使い方をします。

\次のページで「「慣例」の対義語」を解説!/

次のページを読む
1 2 3 4
Share: