言葉の意味

「杜撰」の意味と使い方・例文・類義語・対義語は?日本文学専攻の現役ライターがサクッとわかりやすく解説!

粗漏な計画が、今回のプロジェクトの失敗につながった。」

粗漏なく最後までやり遂げる。」

やっつけ

口語的な表現ですが、杜撰な仕事・適当に片づけた仕事のことを「やっつけ仕事」と言ったりするのを聞いたことがあるでしょうか。

もともとは「やっつける」という動詞からきていて、「結果を考えずいい加減にやってのける」という意味を表します。

カジュアルな印象を与えてしまうので、ビジネスシーンなどでは使わない方が良いでしょう。

「さあ、この仕事をやっつけて早く飲みに行こう。」

「締め切りが迫っているからと言って、やっつけ仕事はするな。」

「杜撰」の対義語

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「杜撰」と反対の意味を持つ言葉にはどんなものがあるでしょうか。

緻密(ちみつ)

「細かい所まで行き届いていること」を表します。

丁寧(ていねい)

「注意深く念入りであること」「細かい点にまで注意が行き届いていること」を表す言葉です。

入念(にゅうねん)

「細部まで十分に注意すること」を表します。

 

これらの言葉を使った例文は以下の通りです。

「彼の作品は、細い筆で非常に緻密に描かれているのが特徴だ。」

「彼女はとても丁寧な仕事ぶりで、周囲からの評価も高い。」

「本番前に機材の状態を入念にチェックした。」

「杜撰」の意味を正しく理解して効果的に使おう

以上、「杜撰」の意味と使い方・例文・類義語・対義語についてまとめました。

この言葉は、「やり方がぞんざいで手抜きが多いこと」を表し、主に体制や工事、計画などの状態について述べる場合に用いられます。

もともとは中国の故事から生まれた言葉であるという説が有力なのでしたね。

類義語として「ぞんざい」「粗雑」「粗漏」「やっつけ」、対義語として「緻密」「丁寧」「入念」という言葉をご紹介しましたが、まだまだ沢山あるのでご自身で調べてみても面白いかもしれません。

日本語は似た意味の言葉でも少しずつニュアンスの異なるものが数々存在し、使い分けるのが難しいですが、それだけに奥深い面白さがあります。

意味を正しく理解して、効果的に使い分けられるようになると良いですね。

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