
「有為転変」の意味や語源・英訳・使い方・類義語・対義語まとめ
「散りゆく落ち葉に諸行無常を感じる」
「年老いた親を見るたびに私ももうこんな年なのだと、諸行無常の切なさを感じる」
「いつも一緒にいて当たり前だった愛犬が亡くなり、諸行無常を痛感した」
「有為転変」の類義語は「諸行無常」です。これらは2つとも仏教の考え方に由来し、「世の中のすべてのものは常に移り変わるもので、変わらないものはないということ」を表している言葉ですが、「諸行無常」の方は「生命の儚さ」を含んだ表現をすることが多いというニュアンスの違いがあります。
「諸行無常」を用いた有名な一節は、平家物語の冒頭部分にでてくることで知られていますね。
#6 「万古不易」
「有為転変」の対義語は「万古不易」です。「万古不易」の意味は以下のようになります。
いつまでもかわらないこと。また、そのさま。
出典:精選版 日本国語大辞典「万古不易」
そして、この言葉は例えば以下のように用いることができます。
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