
12月に送る手紙の挨拶文・結びの言葉に使う言葉の意味と使い方は?現役ライターがサクッとわかりやすく解説
12月 手紙の挨拶文や結びの言葉に用いる言葉 意味と使い方

image by iStockphoto
それでは、手紙のあいさつなどに使用される言葉を5つ挙げて、意味や使い方(使用例)を紹介していきましょう。
#1 大雪(たいせつ)

image by iStockphoto
「大雪の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます」
「大雪の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます」
「大雪を過ぎ、めっきりと寒くなって参りましたが、皆様お元気でお過ごしでしょうか」
二十四節気とは、1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、それをさらに6つずつに分けたもののことです。春分、秋分、夏至など、現在でも季節の節目をしめす言葉として使われていますから、なじみのある言葉も多いのではないでしょうか。この節気は、その年によって日にちが変わる場合がありますので、「何月何日」と決められているわけではありません。
#2 冬至(とうじ)

image by iStockphoto
「冬至の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」
「冬至を迎え、いよいよ年の瀬も押し迫って参りました」
「冬至のみぎり、本格的な寒さが到来するころとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか」
冬至にはにんじんやだいこんなど「ん」のつくものを食べると運が呼び込めるといわれます。冬至に食べる代表的なものといえばかぼちゃですが、別名を南京(なんきん)といいますから、やはり縁起を担いでいるのですね。β-カロテンをはじめ、ビタミンCやビタミンEもそろった栄養価の高いかぼちゃを食べて、風邪を予防するという目的でもあります。
\次のページで「初冬(しょとう)」を解説!/