「散見」の意味と使い方・例文・類義語・言い換え表現は?現役記者がサクッとわかりやすく解説!
「散見」と「往々」「ちらほら」を比較すると、「散見」がある物事の様子を目に留めることであるのに対し、「往々」「ちらほら」はある物事の様子そのものであることが分かります。つまり、「往々」「ちらほら」とは違い、「散見」では見ている主体が想定されているのです。
「散見」と「往々」の違いは?
それでは、「散見」と「往々」の違いを詳しく見ていきましょう。「往々」は、例えば以下のように使われます。
「しっかりとした計画なしに思いつきだけで行動すると、往々にしてうまくいかないものだ」
「美人で仕事ができる女性が婚期を逃すという例は往々にしてある」
上記の例のように、どちらかと言うと、「往々」は頻繁のように頻度の様子を表すときに使われ、「散見」はあちらこちらのように存在する様子を表すときに使われます。「散見」も「往々」も共に両方の意味を持っていますが、より自然な文章を心掛けるなら、「往々」は頻度の様子を表すときに、「散見」は存在する様子を表すときにと使い分けるほうが良いでしょう。
また、「散見」を「往々」という言葉に置き換えて言い表したい場合には、たとえば上述した例文でいうと「商店街の加盟店が閉店するという例が往々にしてある」といったように言い換えることができます。
「散見」と「ちらほら」の違いは?
次は、「散見」と「ちらほら」の違いです。「ちらほら」は、例えば以下のように用いることができます。
「その居酒屋に入ると、団体客の中に混じって、カウンター席で一人で飲んでいる人もちらほら見えた」
「彼は会社を辞めた後、企業に就職せずに独立したらしいという噂がちらほらと聞こえてきた」
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