言葉の意味

「語弊」の意味と使い方・例文・「誤解」「齟齬」「誤謬」との違いは?現役記者がサクッと解説!

「語弊」(読み方:「ごへい」)という言葉は、「こう言うと語弊があるかもしれないが~」といった形でよく用いられています。

とはいえ日常的に頻繁に用いる類の語ではなく、具体的にこの言葉がどのようなことを表しているのか、また近い意味のある「誤解」「齟齬」「誤謬」という語とはどのような違いがあるのか、中には疑問を抱くこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「語弊」の意味と使い方、また「誤解」「齟齬」「誤謬」との違いについて、科学・技術系記事の執筆を中心に活躍する筆者が解説していきます。

「語弊」の意味と使い方・例文

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それでは、始めに「語弊」の意味と使い方を説明していきます。

「語弊」の意味は?

まず、「語弊」には「言葉における弊害、誤解を招きやすい言い方」といった意味があり、「使用する言葉が適切でないことから招く弊害」や「誤解されやすい言葉の選択や表現の仕方」を表す語となっています。

「語弊」は、「語る」「言葉」を意味する「語」と「害になる」を意味する「弊」から構成され、「害になる言葉」というように後ろの漢字が前の漢字を修飾する形で成り立っている熟語です。

「語弊」の使い方は?

次に、「語弊」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

「駄作とまでは語弊があるかもしれないが、その作品は評価としては今ひとつだ」

「それ以来、私は彼に対して敵意のようなものを持つようになった。敵意とは語弊があるにしても、少なくとも反感を抱いていた」

「こう言うと語弊があるかもしれないが、その映画は観た後に心に残るものがなく、味も素っ気もないない作品だった」

「彼女には好意を寄せている。いや、好感と言ってしまうと語弊があるかもしれない。要は好感を抱いている、人として好ましい印象を持っているということだ」

「知識の混入した不徳もあれば、勉強・勇気・慎重・熟練・精緻のまじった不徳もあるように少し語弊を伴うが、中には何かしら高尚なところのある不徳もある」

「神という言い方に語弊があるなら、天の摂理、あるいは自然の摂理への畏れとも言える」

「彼には好きなようにさせていると言えば語弊もあるが、気ままな暮しをさせて良しとしている」

「仕事と言うには語弊のある表現だが、このようにして私は日々の糧を得ているのだ」

「彼が嘘を言っていることは分かっていた。嘘というと語弊があるかもしれないが、少なくとも都合の良いことだけを並べ立て、さも立派な人物かのように見せかけようとしていることは確かだろう」

「語弊」の類似表現は?

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それでは、次は似た意味を表す「誤解(ごかい)」「齟齬(そご)」「誤謬(ごびゅう)」という語との違いについて見ていきましょう。

まず、これらの語は以下の意味を持っています。

「誤解」:ある事実を誤って理解してそうだと思い込むこと、相手の言ったことを間違って理解すること。

「齟齬」:物事がうまく合わず、意図した通りに進まないこと。物事が噛み合わないこと。

「誤謬」:間違えること。

「誤解」の使い方は?「語弊」との違いは?

それでは、次に「誤解」の使い方と「語弊」との違いについて見ていきましょう。

この語はたとえば以下のような使い方があります。

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