
「知見」の意味と使い方・例文・類義語は?現役記者がサクッとわかりやすく解説!
このように、「知識」は「ある物事について知っていること、認識していること、理解していること」を表します。
しかし、「知識」はそれを得た元になるものが本やインターネットなども対象になりますが、「知見」は「実際に見て知識を得ること」を表しており、たとえば調査や研究、経験などによって得た知識を表すという点でニュアンスが異なると考えられるでしょう。
「知見」と「経験」「知識」にはニュアンスの違いがある
以上、「知見」の意味と使い方、また類義語である「経験」「知識」「見解」「知見」についてまとめました。
この言葉は、「見聞きすることや、見聞きして得た知識」、つまり「実際に何かを見て知識を得ることやそこから得た知識」を表し、「知見を~する」「~な知見」「~の知見」「~的知見」といった用法があります。
一般的に用いられる「知識」と比べると「実際に何かを見て得た」ものであるという点が異なり、その知識が実際に何かを見たり聞いたりしたものから得たものであるかそうでないかで使い分けることができるでしょう。
また「経験」は「実際に行ったことから得た知識や技能」を表し、知識だけでなく何らかの経験から身に付けた技能が含まれます。
そして、「見解」「知見」ですが、これらの語は「知見」のもう一つの意味である「物事に対する見方や考え方」にとって類義語であると言えるでしょう。
「知見」はこれらの語と違いが分かりづらく理解しにくいところもありますが、上記のようなことを意識しておくと使い分けがしやすいでしょう。