
「感嘆」の意味と使い方・例文・「称賛」「驚嘆」との違い・類義語は?現役記者がサクッとわかりやすく解説!
「称賛」の意味と使い方・「感嘆」との違い
「称賛(しょうさん)」、もしくは「賞賛」は「褒め称えること」を意味し、以下のように用いることができます。
「暴漢に立ち向かった彼の勇気ある行動は称賛に値する」
「その演奏は観客からスタンディングオベーションをもって称賛を受けた」
「アメリカに渡った日本のプロ野球選手が報道で称賛されていた」
「生徒会長選挙のスピーチでは先生や生徒などさまざまな人達から称賛を受けた」
このように、「称賛」には「褒めること」という意味しか含まれておらず、「感心して」「心動かされて」「感動して」といった「褒める」に至った心の動きについての意味はありません。こういった点で、「称賛」は「感嘆」とは異なります。
「驚嘆」の意味と使い方・「感嘆」との違い
「驚嘆(きょうたん)」、もしくは「驚歎」は「驚いて感心すること」を表し、以下のような使い方をすることができます。
「緻密な登場人物の心理描写に驚嘆しながらも一気にその小説を読破した」
「難易度の高いといわれる資格を短期間で取得した彼の集中力は驚嘆に値する」
「二千年前もの昔に、日本にもこんな文明があったのかと思って驚嘆した」
「その絵画に敗北感を抱き、私は驚嘆するように息を吐いた」
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