
「承諾」の意味と使い方・例文・「許可」との違い・類義語・対義語は?現役記者がサクッとわかりやすく解説!
「拒絶」の意味と使い方は?
まず、「拒絶(きょぜつ)」は「頼みや要求をこばみ断ること」を意味し、たとえば以下のように使うことができます。
「彼女はよりを戻そうとする彼の提案を拒絶した」
「免疫抑制剤の効果のためか、心配された拒絶反応はなかった」
「承諾」「許可」「受諾」「承認」は内容や相手との関係などによって使い分ける
以上、「承諾」の意味と使い方、また「許可」との違い、類義語や対義語について説明しました。
これらの語は大まかに「相手からの依頼などを聞き入れる、もしくは認める」ことを表しますが、その内容や相手との関係などによってそれぞれ用いる場面が異なります。
まず、「許可」は「願いを聞き入れてその行動を許すこと」を表しますが、目上の人が与えるというニュアンスがあることから「承諾」とはニュアンスが異なるように感じられるでしょう。
また、「受諾」と「承認」は「承諾」とほぼ同じ意味を持っていますが、「受諾」には受動的なニュアンスが、「承認」には上位者が下位者に与えるものというニュアンスがある点で「承諾」とは微妙な違いがあります。
これらの点を意識すると、それぞれの違いが明確になり使い分けがしやすくなるでしょう。
一方、「承諾」には「拒否」「拒絶」という対義語があり、どちらも「頼みや願いを断ること」を意味しますが、どちらかというと「拒絶」のほうが「拒む」意味が強いように感じられるでしょう。