
「承諾」の意味と使い方・例文・「許可」との違い・類義語・対義語は?現役記者がサクッとわかりやすく解説!
「許可」:「両親に許可を得て友人同士で旅行する」(両親に許しを得て友人同士で旅行に行く)
「承諾」:「上司から忘年会の幹事を頼まれ、快く承諾した」(忘年会の幹事を頼まれ、快く引き受けた)
つまり、「承諾」は一般的に「相手からの依頼を引き受ける、意見などを聞き入れること」を表すのに対して、許可は「目上の人が相手からの願いを聞き入れて、その行動を許す」ことを表し、「承諾」とはニュアンスが異なります。
「受諾(じゅだく)」の意味と使い方は?「承諾」との違いは?
まず、「受諾」は「依頼や要求などを受け入れること、引き受けること」を意味し、たとえば以下のように使うことができます。
「相続人が被相続人の権利義務の承継を受諾することを相続の放棄という」
「日本国は1945年7月26日、ポツダム宣言を受諾した」
「本サイトは相互リンクの申し出を受諾した」
「彼はその役職への就任を受諾した」
このように、「受諾」は「承諾」とほぼ同じ意味を表しているように見えますが、「受諾」にはどちらかと言うと「相手から依頼されたことをただそっくり受け入れる」という受動的なニュアンスがある点で「承諾」と微妙な違いがあります。
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